ほぼ普通の眼鏡のARグラス「Focals」が北米で予約受け付けを開始

 2018年10月23日、カナダのNorthがARグラス「Focals」の予約受け付けを開始した。価格は999米ドル(約11万円)だ。海外ニュースサイト「Next Reality」が報じた。

・The First Smartglasses with True Mainstream Appeal Arrive via North's Focals
https://next.reality.news/news/first-smartglasses-with-true-mainstream-appeal-arrive-via-norths-focals-0189127/

 Focalsの特徴は、外見がほぼ普通の眼鏡という点だ。右目側のフレームにプロジェクターを内蔵しており、レンズにARの映像を投影する。時計やカレンダー、テキストの表示、アイコンによる通知、道案内といった機能が利用できる。AmazonのAI、「Alexa」を搭載しており、スマートスピーカーの操作もできる。音声以外の操作は付属する指輪型コントローラー「Loop」を使う。

 同社は普段使いできることを重視しており、レンズに度を入れて本当に眼鏡として使うことも可能だ。その代わり、製品を受け取るためにはカナダのオンタリオ州トロント市、または米ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区に設けるショールームを訪れる必要がある。通販では購入できないため、近隣に済む人以外が購入するのはハードルが高い。

 パッケージにはFocalsとLoopの他、充電機能を備えたケース、充電器、クリップオンタイプのサングラスレンズが付属する。バッテリーは1回の充電でFocals本体が15時間、Loopが3日利用できるという。

 ショールームは11月にオープン、製品の出荷は12月に開始する予定だ。通常の眼鏡に寄せたARグラスはこれまでもあったが、製品として発売するものでここまでARの機構が目立たないものは珍しい。日常的なAR利用のきっかけとなるかもしれない。

Reported by 宮川泰明(SPOOL