底のローラーで移動を検知、VR用サンダル「Cybershoes」が「Kickstarter」に登場

 2018年10月2日、VR内を歩いて移動可能にするサンダル型コントローラー「Cybershoes」がクラウドファンディングサービスの「Kickstarter」に登場した。

・Cybershoes: Step into VR
https://www.kickstarter.com/projects/cybershoes/cybershoes-step-into-vr/

 Cybershoesは足に取り付けるVR用コントローラーだ。底のローラーの動きを検知して、足の動きをVR内の操作に反映させる。オーストリアの同名の企業がプロジェクトを投稿した。

 利用する際は実際に歩くわけではなく、360度回転する椅子に腰かけた状態で使う。CybershoesはVRゴーグルとは独立してどちらを向いているかを認識しており、進行方向は足の向いている先となる。これは、周りを見回しながら前に歩けるということだ。

 マウスとキーボードでプレイするFPSなどでは、視線を向けている方向が前となるのが一般的。ただ、現実では視線と歩く方向が一致しないのはよくあることなので、より現実に近い仕様となっている。

 PCとの接続は専用の無線レシーバーを使用する。内蔵したバッテリーで8~10時間動作するという。底のローラーが回らないと動作しないため、利用にはカーペットが必要としている。カーペットなら毛が短くても薄くてもいいとしているが、分かりやすくするために支援プランに「Cybercarpet」がもらえるプランも設定している。

 支援プランは193ユーロ(約2万5000円)でCybershoesを1セットもらえるものが基本。数量限定で割り引きになるプランや、まとめ買いプランも用意している。目標金額は3万ユーロ。プロジェクトの期間は11月1日までだが、開始後2時間で目標金額をクリアしたという。本稿の執筆時点で、支援は目標の3倍近い金額に達している。

 同社によると、体の動きとVR内の動きが連動するため、程度は人によって異なるもののVR酔いもしにくくなるという。とても気になるアイテムだが、無線機能を使うため日本で利用するには技適マークの取得が必要になる。この点は注意が必要だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL