TAP SYSTEMS、タップ操作で文字入力する「TAP」がVRでも活用できるというデモ動画を公開

 2018年9月20日、TAP SYSTEMSは指の動きで文字入力ができるウェアラブルデバイス「TAP」を使い、VR内でSNSやメールのやり取りをするデモ動画を公開した。ニュースサイト「Engadget 英語版」が報じた。

・Tap's wearable keyboard makes typing in VR applications a breeze
https://www.engadget.com/2018/09/20/taps-wearable-keyboard-typing-VR-applications-productivity/

 VR内での文字入力はスクリーンキーボードが主流だ。しかし、現実のキーボードと比べて使い勝手はよくない。そのためVR内で使える入力機器は多くのメーカーが挑戦している分野だ。TAP SYSTEMSが販売しているTAPは5本の指に装着する、ケーブルでつながった指輪のようなデバイス。指の動きを検知し、動かした指に対応した文字を入力できる。

 製品名の通り、何かをタップすることで入力として検知される。加速度センサーを利用しているためタップする対象は関係なく、テーブルでも自分の膝でもよい。同時にタップする指の本数と組み合わせで入力内容が変化する。親指の側面に当たる部分にはレーザーマウスの機構が組み込まれており、マウス操作も可能だ。

 何をタップするかは関係ないため、VRゴーグルを装着した状態でも使える。上記デモ動画ではWindows Mixed Reality(MR)対応のVRゴーグルを着けた状態で、仮想デスクトップ環境のメッセンジャーアプリやメールを操作して見せている。

 TAPはPC等との接続にBluetoothを使う。内蔵バッテリーで8時間動作し、2時間で充電可能。持ち運び用のケースが充電器も兼ねており、こちらを使った場合は満充電まで4時間かかる。同社のWebサイトから購入可能で、価格は179米ドルだ。日本への発送にも対応しており、送料は20米ドル。ただし、無線機能を備えているが日本の技適の認証を取得しているかは不明だ。

 アルファベット26文字と0~9の数字、記号を10種類使うとすると、46種類の入力方法を覚える必要がある。アプリに習熟のサポートをする機能はあるものの、どれだけ速く入力できるようになるかは人によって異なるだろう。ただ、実物のキーボードが見えないVR内で文字入力ができるというのは便利だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL