「Knuckles」コントローラーが「EV3」に進化、「EV2」から細部を改善

 2018年9月19日、ValveはVR向けの新型コントローラー「Knuckles」の新しい試作品「EV3」を発表した。基本的な機能やデザインは前モデルの「EV2」を継承し、改善を加えた。

・SteamVR Knuckles Driver - Knuckles EV3: What's New
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 KnucklesはValveが開発する「SteamVR」対応のコントローラー。ストラップで手の平に固定するため、全ての指を伸ばしても落とさない機構が特徴だ。トラックパッドやレバー、トリガー、3個のボタンと豊富な入力方法を備え、グリップ部は静電容量センサーによる指の位置の検出、圧力センサーによる「握る入力」にも対応する。以下はEV2の発表時に公開された解説図だ。

 EV3はこうしたEV2の機能とデザインを踏襲し、より洗練させた。ストラップは付け根の位置調整を分かりやすくするために目印を付け、調整用の紐を短くした。リベットも細くし、外枠にぶつかる現象をなくしたという。

 他にもトリガー内のスプリングを強くする、グリップ部の圧力センサーの個体差を減らす、センサーの電力効率を高めるといった改善をしている。機能面以外にも、システムボタンを少しへこんだデザインにして誤操作を防ぐ、USB端子付近を少しへこませることでケーブルを差しやすくするといった使い勝手の向上も図られている。

 EV3の変更点は細かいものが多く、基本的なデザインは既に固まっていると見てよいだろう。遠くない将来に製品版が発表されるのではないかと期待される。

Reported by 宮川泰明(SPOOL