【レビュー】ゲーミングモニター ViewSonic「VX2458-P-MHD ドスパラ限定モデル」コスパ抜群の高性能ゲーミングモニターを徹底レビュー

公開日:2021/9/17

 今回は紹介するのはViewSonicのゲーミングモニター「VX2458-P-MHD ドスパラ限定モデル」です。応答速度の速さと高いリフレッシュレートを兼ね備えたコスパの高い本製品。ゲーミングモニターの中でも入門モデル的な存在であり、FPSやバトロワ系のゲームで腕を磨きたい方におすすめしたい一台です。

 

 実際にゲームで使用してみた感想を踏まえて、本製品の特徴を解説していきます。

 

基本スペック

■仕様

液晶パネル サイズ 23.6型ワイド(16.9)
パネルタイプ TN / ノングレア
解像度 Full HD (1920 x 1080)
表示面積 521.3 x 293.2 mm
画素ピッチ 0.272 x 0.272 mm
最大輝度 300 cd/m2
視野角度(左右/上下) 170° / 160°
コントラスト比 1,000:1
ダイナミックコントラスト比 80,000,000:1
応答速度 1ms(GTG) *オーバードライブ時
最大表示色 1677万色
リフレッシュレート 144Hz
走査周波数 水平 HDMI1.4:31 - 136KHz HDMI2.0/DisplayPort:31 - 160KHz
垂直 HDMI1.4:48 - 144KHz HDMI2.0/DisplayPort:48 - 144Hz
入出力端子 Display Port x1
HDMI 2.0 x1
HDMI 1.4 x2
音声出力 x1 (ステレオミニジャック)
スピーカー 2W x 2
主な搭載技術/機能 SuperClear®
フリッカーフリー
ブルーライトフィルター
Black Stabilization
GameMode
エルゴノミクス チルト (前/後) -5º / 20º
高さ調整
ピボット
スウィーベル
VESA規格対応 100 x 100 mm
筐体色 ブラック
電源 電源 内蔵
電圧 AC100-240V±10% 50/60Hz
消費電力 37W(最大) / 34W(標準) / 21.6W(エコ)
待機消費電力 0.3W以下
外形寸法 (WxHxD) スタンドあり 550 x 399 x 197 mm
スタンドなし 550 x 326 x 45 mm
梱包時 615 x 408 x 145 mm
質量 スタンドあり 約3.8kg
スタンドなし 約3kg
梱包時 約4.9kg
使用動作条件 使用温度条件 0°C - 40°C
使用湿度条件 20% - 90% (結露なきこと)
適合規格 CE, CE EMC, CB, RoHS, ErP, REACH, WEEE, EAC, UkrSEPRO, UKCA, RCM, GEMS, VCCI, PSE, KC, e-Standby
主な付属品 電源ケーブル(約1.5m) x 1
HDMI1.4ケーブル(約1.5m) x1
クイックスタートガイド x 1
保証書 x1
JANコード 4589468731252
保証期間 3年フル保証(液晶パネル、バックライト含む)

 

基本的なスペックはこのようになっています。以下でそれぞれの詳細を確認していきましょう。

モニタサイズ: 23.6(ワイド)インチ

 ディスプレイのサイズは23.6インチと、標準的なサイズとなっています。汎用性が高く、デスクの上に2台置いてデュアルディスプレイにするといった使い方も可能です。

 

パネルタイプ:TN

 パネルにはTNパネルを採用しています。TNパネルは視野角が狭い一方で応答速度が速いのが特徴で、FPSやバトロワなどのスピーディーに状況が変化するゲームに適しているパネルです。

 

応答速度:1ms(GtG)

 続いて注目していただきたいのは、応答速度の高速さです。応答速度とは、画面の色が切り替わるのにかかる時間のことを指します。応答速度が遅いと画面の動きに描画がついていけず、ぼんやりと残像が残ってしまうなどの問題が発生します。

 

 ネットサーフィンをしているだけでは応答速度は気になりませんが、ゲームでは画面が激しく切り替わることが多いため、応答速度の速さはゲームプレイの快適さに直結します。

 

 本製品の応答速度はGtGで1msの速さを誇ります。GtGとは「Gray to Gray」の略で、画面が中間色から中間色に切り替わるまでの速度を指します。

 

 GtGでない場合の応答速度は白→黒→白と切り替わるまでの速度を指しますが、実際の画面の切り替わり方はGtGの切り替わり方に近く、一般的にはGtGでの計測値を参考にすることが多いです。

 

 GtGで1msという速度は他のゲーミングモニターと比べても速い方で、スピーディーな画面の切り替わりに対応しなければならないFPSやバトロワ系のゲームに適している性能です。

 

リフレッシュレート:144Hz

 本製品の最大リフレッシュレートは144Hz(ヘルツ)です。

 

 リフレッシュレートとは、1秒間に何回画像を描画できるかを表す数値です。リフレッシュレートが144Hzの場合、1秒間に144回画像が描画され切り替わっているということになります。リフレッシュレートが高ければ高いほど、描画がスムーズになり滑らかに動いて見えます。

 

 本製品のリフレッシュレートは144Hzですが、一般的なモニターの多くは60Hzであり、その違いはゲームをプレイするとすぐにわかります。ゲームにおいては特に動きの激しいFPSはもちろんのこと、アクションゲームなどでもその差は歴然です。

 

FreeSync対応

 本製品はAMD Freesyncにも対応しています。

 

 滑らかな映像の動きを実現するためには、モニター側の性能であるリフレッシュレートだけでなく、フレームレートと呼ばれるPCやゲーム機本体の性能も必要となってきます。フレームレートは一秒間に何コマのフレームを描写できるのかを示す数値で、fpsという単位で表されます。

 

 リフレッシュレートとフレームレートの値に大きな差があると、映像がカクついたり(スタッタリング)、場合によっては左右にずれて描画されたりする(ティアリング)などの問題が起きてしまいます。

 

 AMD社のFreeSyncは、リフレッシュレートとフレームレートを同期させる機能で、両者の間に差があってもカクつきなどの問題が起きないようにしてくれます。

 

 地味な機能に思うかもしれませんが、スタッタリングやティアリングはゲーム体験を大幅に損ねるため、Freesyncに対応しているかどうかは非常に重要なポイントです。

 

外観

 ここからは外観を紹介していきます。

 

 まずはモニターの全体像から見ていきましょう。デスクの上に置いてみるとちょうど良いサイズ感で、デュアルディスプレイの一台としても使える大きさとなっています。

 

 また、黒一色のディスプレイの下部に白いロゴが配置された外観は、シンプルで無駄のないデザインだと感じました。

 続いてはスタンドです。左右2本の足でモニターを支える構造となっており、非常に安定性があります。

 スタンドの上にアームを挿し、スタンド下部のネジで留めるとこのような形になります。あとは、アームの差込口にディスプレイをはめ込めば組み立ては完了です。組み立ては説明書を読まなくてもできるほど簡単で、5分もあれば完了します。

 

 背面はこのようになっています。中央上部に大きくロゴが配置されているほか、中央下部のくぼみに接続用のケーブルを繋ぐ設計となっています。

 入出力端子はこのように配置されています。映像の入力端子はHDMI端子が3つ、DisplayPort端子が1つの計4つです。それに加えて、音声出力用のステレオミニジャックが搭載されています。なお、HDMI端子は1つがHDMI2.0対応で、他の2つはHDMI1.4対応となっているため、接続の際は注意が必要です。

 背面から見て左下には電源ボタンや音量、明るさなどを設定するボタンが縦並びに5つ配置されています。ボタン自体は背面にありますが、正面から手を伸ばしても簡単に届く位置にあるので、ストレスなく簡単にボタンを押すことができます。

 背面のボタンを押すと、このようなメニュー画面が表示されます。左から入力選択、音声、モード調整、カラー調整、画像調整、基本設定の画面となっており、明るさやコントラストの他にも、応答速度やブルーライトフィルターなどの設定が可能です。設定変更は背面の5つのボタンを使って行います。

 

使用感

 ここからは、このモニターを使って実際にゲームをプレイした際の使用感を紹介します。今回プレイしたのは大人気バトロワゲームの『Apex Legends』です。

 

 状況の変化が目まぐるしく、敵との撃ち合いでは素早い動きが求められる本作。リフレッシュレート144Hzかつ応答速度が1msの本製品はどれだけ役に立つのか検証してみました。

 

 本製品はTNパネルを利用しているため、ゲームでも白みがかった画面になってしまうのではと心配していましたが、全く気になりませんでした。溶岩や氷などのフィールドのオブジェクトの表現も美しく描写されているほか、敵が見えにくいということもありませんでした。

 

 そして気になる戦闘の場面では、応答速度とリフレッシュレートの性能が光る結果となりました。筆者は本作を普段PlayStation4でプレイすることが多く、ハードの制限で必然的に60fpsの環境に慣れています。今回このモニターを使ってPCでプレイしてみると、その違いに改めて驚かされました。

 

 fpsは安定して120fps前後の値が出ており、高フレームレートならではの動きの滑らかさがプレイに良い影響を与えてくれました。撃ち合いで相手の動きをしっかりと追いかけてエイムを合わせやすくなったうえに、普段よりも索敵がしやすくなって有利な状況で戦える場面が増えたため、心なしかプレイも上達した気分になってしまいます。

 

 3時間程度のプレイでしたが、本製品の良さがはっきりと分かる体験となりました。

 

総評

 応答速度の速さや高いリフレッシュレートを誇り、ブルーライトフィルター搭載で長時間のプレイにも疲れにくい本製品は、ゲーマーのための一台と言えるでしょう。価格もゲーミングモニターの中ではかなりお手ごろでコストパフォーマンスが高い製品です。

 

 特に、普段60fpsでゲームをプレイしている方にはぜひおすすめしたいモニターです。FPSで撃ち合いに強くなりたい方や人気アクションゲームをより滑らかな動きで遊んでみたいという方なら買って後悔することはないはずです。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

Reported by 大町拓也

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