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Razer「Huntsman Mini JP」 極限まで無駄を省いたコンパクトゲーミングキーボードを徹底レビュー

公開日:2021/2/17

 今回ご紹介するのは、Razer社製のゲーミングキーボード「Huntsman Mini JP」です。数あるゲーミングキーボードの中でもトップクラスの省スペース性を誇る本製品。驚くほどコンパクトな作りではありますが、高性能なキースイッチやライティングといった、ゲーミングキーボードのエッセンスがしっかりと詰め込まれています。実際の使用感を交えながら、詳細を確認していきましょう。

 

基本スペック

 今回ご紹介するのは、Razer社製のゲーミングキーボード「Huntsman Mini JP」です。数あるゲーミングキーボードの中でもトップクラスの省スペース性を誇る本製品。驚くほどコンパクトな作りではありますが、高性能なキースイッチやライティングといった、ゲーミングキーボードのエッセンスがしっかりと詰め込まれています。実際の使用感を交えながら、詳細を確認していきましょう。

 

■基本スペック

接続 USB
キーレイアウト 日本語配列
キースイッチ Razer リニアオプティカルスイッチ

 

 ボディーカラーはBlack(黒)とMercury(白)の2種類。それに加えてキースイッチも、リニアとクリッキーの2種類が用意されています。合計4通りの組み合わせから、自分好みのモデルを選べるということですね。なお今回のレビューでは、Black(黒)xリニアの組み合わせを使用しています。

 

 さて、スペックの中から特に目を引く項目を取り上げていきましょう。はじめにご紹介する「Huntsman Mini JP」の魅力は、なんといっても本体のコンパクトな作りです。フルサイズのキーボードは言わずもがな、テンキーが省略されたタイプと比較しても圧巻の省スペース性を誇っています。そのサイズはなんと、一般的なキーボードの約60%。皆さんのデスクの上を占領することなく、限られたスペースを最大限に有効活用させてくれるはずです。FPSなどのマウスを大きく動かす必要があるゲームをプレイするときには、特にその恩恵を実感できるでしょう。

 

 「その分いろいろな機能が省略されているのでは」と思ってしまうかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。「Huntsman Mini JP」はコンパクトながら、ゲーミングキーボードとして十二分の機能を兼ね備えているのです。

 

 まずキースイッチは、Razer社純製のオプティカルスイッチを搭載。スペックの冒頭でも簡単に触れましたが、消音性に優れる「リニア」とクリック感の強い「クリッキー」の2種類から、プレイするゲームやお好みに合わせて選択が可能です。加えてキーストローク(キー入力)寿命は最高1億回と、サイズからは想像できないほどの耐久性。キーキャップにはテクスチャ加工が施されており、よく使うキーの印字が薄れてしまう心配も無用です。本体の素材にアルミが採用されていることも含めて、どれだけ使い倒しても難なく耐えてくれそうな頑丈さですね。

 

 またゲーミングキーボードの肝とも言えるバックライトも、もちろん完備されています。ライティングの色は、専用ソフトを使うことで1,680 万色からカスタマイズ可能。ショートカットによって明度や光り方のパターンをすぐに呼び出すこともできます。他にもマクロ機能や複数キーの同時押し対応など、魅力的な機能は枚挙にいとまがありません。しかし、皆さんにいち早く「Huntsman Mini JP」の洗練された外観をご覧いただきたいので、スペックの紹介はここまでにしておきましょう。

 

外観

 キーボード全体の画像はこちら。一見しただけでも、とことんまで無駄が省かれていることがおわかりいただけるのではないでしょうか。テンキーだけでなく上段のファンクションキー(F1~F12)も省略され、横幅と奥行きが最小限に切り詰められています。

 

上:「BlackWidow Lite JP」 幅45.7cm x 奥行き13.30cm x 厚さ3.3cm

下:「Huntsman Mini JP」 幅29.33cm x 奥行き10.33cm x 厚さ3.68 cm

 

 そして、同じRazer社製のテンキーレスキーボード「BlackWidow Lite JP」との比較がこちらです。同製品もゲーミングキーボードの中ではかなりコンパクトであることを考えると、「Huntsman Mini JP」の省スペース性がさらに際立ちますね。

 

 キーキャップには前述のテクスチャ加工だけでなく、ざらざらとした表面加工も施されています。触感の良さはもちろん、指が滑りづらくなりミスタッチを減らせるのもうれしいポイントです。

 

 本体背面の四隅には大きめのゴムパッドが貼られており、使っている間にキーボードの位置がズレていってしまう心配はありません。サイズの削減と引き換えに実用性が損なわれないように、細部までこだわって設計されている印象を受けます。

 

実際に使ってみた感想

 基本スペックと外観をご紹介したところで、ここからは「Huntsman Mini JP」を実際に使ってみた感想をお伝えします。キーそのものの感触をチェックしたあとに、ゲームでの使用感を見ていきましょう。

 

打鍵感(打鍵音)

 今回レビューに使用するリニアタイプのキースイッチは、軽く力を入れただけで瞬時にキーが押し込まれる打鍵感が特徴です。レスポンスも良好で、キーを押してから入力されるまでのラグをまったく感じません。長時間タイピングしても疲れることはなさそうですね。

 

 また打鍵感が軽い分、打鍵“音”(タイピング音)もかなり抑えられており、静音性は抜群です。普段使いのキーボードとして選ぶのであれば、リニアタイプがおすすめと言えそうですね。

 

ゲームでの使用(『Apex Legends』編)

 ここからは「Huntsman Mini JP」を使ってゲームをプレイした感想をお伝えします。今回レビューのためにプレイしたタイトルは、FPSゲーム『Apex Legends』です。普段はフルサイズのゲーミングキーボードを使用している筆者が、キーボードのサイズによる使用感の違いを確かめてみました。

 

 「Huntsman Mini JP」の省スペース性については何度も繰り返しご説明してきましたが、実際にデスクに置いてみると、あらためてそのコンパクトさに驚かされます。マウスを動かすスペースを広く取れるため、もう1サイズ……いえ、2サイズ大きなマウスパッドを置きたくなるほどです。マウスパッド以外にも、ヘッドセットをはじめとした他のデバイスの配線や、ケーブルホルダーやマウスバンジーの置き場所など、空いたスペースの使いみちはいろいろ考えられそうですね。

 

 少し話が脱線してしまいましたが、ゲームでの使用感に戻りましょう。筆者は『Apex Legends』をプレイする際、マウスの感度をかなり低めに設定しています(同タイトルをプレイしている方には、「振り向き20cm」と言えばイメージを掴んでいただけるでしょうか)。その分だけAIMのときにはマウスを豪快に動かすことになるため、激しい戦闘が起こると右手親指の付け根がキーボードの右端に当たってしまうこともしばしば。その点、「Huntsman Mini JP」では同様のケースはほとんど起こりませんでした。まったくストレスを感じることなく、いつもより激しくマウスを振り回せるのです。

 

 タイトルやプレイスタイルによって事情が違うのはもちろんですが、FPSでは「マウス感度が低いほうが正確なAIMをしやすい」という考え方が一般的です。そのため、コンパクトなキーボードならデスクを有効活用しやすくなる→マウスが動かしやすくなる→AIM力が上がる……といったように、キーボードのサイズが結果的にゲームのパフォーマンスにも影響を与えると言えそうですね。

 

総評

 ハードユースにも耐えうる性能を実現するために、重厚なイメージを持たれることも多いゲーミングキーボード。近年は省スペース性を売りにした製品も増えてきましたが、コンパクトゲーミングキーボードというジャンルの中でも、「Huntsman Mini JP」はひときわ異彩を放っています。コンパクトゲーミングキーボードの極地とも言える機能美を、ぜひ実際に味わってみてはいかがでしょうか。

 

Reported by 堀川秋


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