AMDが新GPU「Radeon RX 6700XT」を発表、ターゲットはWQHD解像度でのゲーミングモニター

　2021年3月3日、AMDは新GPU「Radeon RX 6700XT」を発表した。ハイエンド帯の製品を構成する「Radeon RX 6000」シリーズに下位モデルを追加した形となる。発売日は3月18日。国内でも同時に発売予定だ。価格は479米ドルから。

　Radeon RX 6700XTの主な仕様は上の画像の通り。一つ上のモデルの「Radeon RX 6800」と比べると、「Compute Units」が60個から40個に減り、グラフィックメモリーの容量も16GBから12GBに減っている。一方、コアのゲームクロック（ゲームプレイ時の動作クロック）は2.424GHzと1.815GHzから大幅に引き上げられている。最大動作クロックとなるブーストクロックもRadeon RX 6700XTは2.581GHzとRadeon RX 6800の2.105GHzよりもかなり高い。

　Radeon RX 6700XTはWQHD（2560×1440ドット）でAAAタイトルを最高描画設定にしてプレイできるということが売りだ。多くのゲームタイトルでNVIDIAの「GeForce RTX 3070」を上回るフレームレートを得られるという。ゲーム向けの液晶ディスプレイではWQHD解像度のモデルの販売数が伸びており、このニーズに合わせた。また、WQHDの最高描画設定ではグラフィックメモリーの使用量が9GBを超えることがあり、12GBという容量にもメリットがあるとしている。

出典：

AMD Radeon RX 6700 XT Graphics | AMD

Where Gaming Begins: Ep. 3 | AMD Radeon™ RX 6700 XT - YouTube

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