【One Step From Eden】デッキ構築とハイスピード弾幕バトルを組み合わせた名作アクションゲームをレビュー!

公開日:2020/11/20

概要

 『One Step From Eden』は2020年3月にリリースされたアクションゲーム。

Thomas Moon Kang氏が開発した本作は、目を引くドットアニメーションと様々な名作を融合させたゲームシステムで話題になった作品。前半はゲームの紹介、後半は筆者の感想となっている。早速レビューしていこう!

 

本作の特徴

 本作の特徴を一言で表すとすれば、ズバリ『ローグライクデッキ構築型ハイスピード弾幕アクションバトルリアルタイムストラテジー』。複数のゲームシステムを融合させ昇華させた名作のゲームシステム同士を、更に究極融合させることで、とにかく面白さてんこ盛りとなっている。日本語化もされているぞ。

 

■操作

  本作は使用するボタンがそこまで多くないため、コントローラーを持ってない場合はキーボードでの操作も十分可能だ。筆者も今回はキーボード操作でプレイしている。

 

ローグライクシステム

 本作は一般的に「ローグライク」と呼ばれるゲーム性で、時間をかけることでどんどん強くなるわけではない。ゲームを始めるたびに毎回初期ステータスからスタートし、ゲーム進行に応じてキャラクターが少しずつ強化されていく。登場するモンスターやステージはランダム生成されており、次々とプレイヤーの前に未知の状況が突きつけられる。

 画像は二つのプレイにおける最初のエリアのルートマップだが、それぞれ異なっている。攻略方法を覚えるだけではなく、臨機応変に対応しながら攻略を進めることが求められる。何度遊んでも飽きないゲーム性で、とりこになるプレイヤーも多い。同ジャンルのゲームには、1000回遊べる、というキャッチコピーもあるぐらいだ。

 

ゲームシステム

 本作は以下の工程を繰り返しながら進行していく。

1. バトル

2. 報酬選択

3. デッキ構築

4. ルート選択

 それぞれ順を追って紹介していこう。

 

1. バトル

バトルフェイズは、敵味方それぞれに与えられた4マス*4マスのフィールドを移動しながら攻撃を行い、相手モンスターの体力を0にすることでクリアとなる。

 攻撃にはデッキから引いてきたスペルカードを用いて行う。手札は二枚で、使用するたびにデッキからカードを1枚引いてきて空いたスロットにセットする。スペルカードにはコストと様々効果が設定されており、スペルカードは画面下部中央にある「マナ」をコスト分消費することで使用可能。「マナ」は時間経過によってチャージされていく仕組みだ。スペルカードは使用したら捨札に送られ、デッキ内の全てのカードを使用するか、シャッフルボタンを押すことで、捨札のカードを混ぜ合わせて再び使用可能となる。シャッフル中は少しの間、攻撃できなくなることに注意だ。

 

2. 報酬選択

 ステージをクリアすると報酬選択フェイズとなる。報酬選択フェイズでは、いくつか提示された報酬から一つ選び獲得する。報酬は「スペルカード」と「アーティファクト」があり、スペルカードはデッキに組み込まれるのに対し、アーティファクトはキャラクターがアーティファクトに応じた能力を新たに得ることができる、いわば「装備品」だ。

どのカードを獲得すればいいか、現在のデッキと相談しながら選択していくことになる。一芸に特化していくか、弱点を補強するかはユーザーの選択次第だ。

 

3. デッキ構築

 デッキ構築画面では、これまでに入手したスペルカードを整理することができる。デッキのカードは削除することもできるため、使い勝手の悪いカードはデッキから外してしまうのも一つの手だ。ただ、デッキが多いとシャッフルまでに使用できるカードの枚数が増えるなどの恩恵もあるため、プレイヤーのバランス感覚が求められるポイントだろう。

 

4. ルート選択

 報酬を獲得したら、次はルート選択。一本道の場合もあるが、画像のようにルートが分岐していることもある。アイコンがステージの特徴を示しており、少し先であればどのような道かがうかがえる。宝物を探しにいくか、強敵と戦うか、それとも一度休息するか、状況判断はもちろん、強気に行くか慎重に行くかなど、プレイヤーの性格が出る部分だろう。

 これを繰り返していきエリアの最後まで到達すると、ボス戦となる。

 ボスは通常モンスターと比較すると非常に強力。攻撃の範囲が広く、ダメージも高い。観察するとパターンが見えてくるため、リズムよく回避しつつ、攻撃を与えていこう。ボスを倒せばエリアクリアで、次のエリアに進むことができる。

 HPが0になるとゲームオーバー。今回の冒険結果が記録され、スタート画面に戻る。ステータスは引き継がないが、冒険のたびに少しずつ実績ポイントが蓄積され、新カードなどが開放されていく。

 ここまでがゲームシステムの紹介となる。

 

 ここからは筆者がプレイした感想を述べていく。

 

やることが多い!

このゲーム、とにかくやることが多い!

 

 バトルフェイズだけ取り上げても、

 

・自分の手札

・自分のデッキ

・マナ

・HP

・自分の位置

・敵の位置

・敵の攻撃

 

 を見ながら、相手の攻撃を避けつつ、自分のスペルの攻撃範囲に相手を捉え、スペルカードを使用する必要がある。やることが多い……!

 筆者は相手の攻撃を避けることにも一苦労で、自分のスペルが何かを見る余裕は全くなかった。マナが貯まるたびに「当たってくれ!」と念じながらスペルカードを使用し、当たったらラッキー!というプレイをしていた。

 

 スペルカードの範囲はカード毎に様々で、「自分のいる横列に攻撃」であれば相手と同じラインに立ってスペルを使用するだけなので簡単だが、「3マス前に攻撃」「上下に反射する射撃を斜めに発射」などもあるため、とにかくてんやわんや。

 

 そのうえ、スペルカードは攻撃だけではないのだからさぁ大変。シールドを貼るスペルや、マスを破壊して移動不可にするスペルなど、補助スペルも充実しているゲームのため、相手の前に立ってトドメを刺そうと思ったらシールドを貼ってしまうシーンも。

 

 これがターンごとに思考時間がもらえるゲームであれば、落ち着きながら最善手を選ぶこともできるが、なにせこのゲームは「リアルタイムバトル」のため、時間は止まらない敵モンスターは待ってくれない。次々の変化していく戦況に振り回されながら、とにかく目の前の通常モンスターに攻撃を出し続けるのが筆者にはやっとだ。

 

 とにかく戦闘でやることがたくさんあるゲームで、プレイヤーの腕前が如実に反映される、奥深いゲームだと感じた。最初のエリアはもうちょっと手加減してくれても、と思ったのは内緒だ。

 

考えることが多い!

 慌ただしいバトルパートとは一変して、報酬選択・デッキ構築・ルート選択フェイズは時間を取って考えることができる。この動と静のメリハリも本作の魅力だ。アクション苦手な筆者は、少しでもバトルを楽に進めるために次のような戦略を採用した。

 

 ・スペルカードは横列直線攻撃を優先して選択

 ・小難しいカードはデッキから削除

 例えば、画像のカード選択であれば、正面を攻撃する「スワイプ」を採用だ。

 

 とにかくデッキをシンプルにすることで、自分の手札を確認しなくても、とりあえずカードを使えば目の前に攻撃が出るので何かしら当たるだろう、という作戦だ。この作戦は見事にハマり、フィールドを見ながらスペルボタン連打という作戦で、攻略を進めることができた。

 

 もちろん、上手いプレイヤー、慣れたプレイヤーであれば様々な効果のカードをデッキに採用し状況に応じて使い分けることで、戦闘をうまく運ぶことが最適だということは私も理解しているものの、プレイヤーの力量に応じてベストな戦略を考えるのも、またゲームの面白さだ。難しいことからは逃げる、シンプルイズベスト! 慣れてきたら少しずつ難しいカードを使ってみよう!

 

まとめ

 様々なジャンルのゲームシステムを融合させることで、とにかくやることが多い本作。非常に奥深く全てのシステムを使いこなすのは大変だが、だからこそプレイヤーの性格や得意な領域が如実に現れそうなゲームだ。リアルタイムに押し寄せてくる圧倒的な情報量の海に溺れたいユーザーにはオススメの一作。

 

Steam公式サイト

Steam:One Step From Eden

 

Thomas Moon Kang氏のページ(リンク先英語)

Thomas Moon Kang

 

Reported by 田中 拳
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