Windows 10への乗り換え〜既存端末のアップグレードについて

Windows 10への乗り換え〜既存端末のアップグレードについて



1.アップグレードするメリット、デメリット

Windows 10にアップグレードする方法の一つに、今回紹介する「既存端末のOSアップグレード」というものがあります。これにはどういったメリットやデメリットがあるのでしょうか。

1-1.メリット

既存端末をアップグレードする場合、以下のようなメリットがあります。

  • 既存の端末の設定やデータ、アプリケーションを引き継ぐことができる
  • コストが安く済む

1-2.デメリット

逆に、以下のような点はデメリットであるといえます。

  • 端末の速度は速くならない
  • アップグレードの場合、不具合がソフトウェアの相性など不具合が出ることがある

このように、既存端末のアップグレードの場合はメリットもあればデメリットもあります、目的にあった方法を選択することが大切です。


2.アップグレードするには?

実際に既存端末からのアップグレードを行う場合、注意しなければいけない点にはどういったものがあるのでしょうか。大きくは以下の5点となります。

  • パソコンの対応確認
  • データのバックアップ
  • Windows 10ソフトの用意     
  • Windows 10へのアップグレード
  • バックアップデータの復元

それでは一つ一つ確認してみます。

2-1.パソコンの対応確認

最初に行うのが、「パソコンがWindows 10に対応しているかどうかを確認する」ということです。
自分のパソコンが対応しているかどうかを調べるには、以下のMicrosoftサイトの要件を確認します。
特に確認しなければならないのは以下の3つの項目となります。

  1. Windows 10インストールのシステム要件
  2. アップデートのためのハードドライブスペース要件の詳細
  3. Windows 10の機能固有の要件

1.はアップグレードするパソコンの性能が足りているかの確認です、不足している場合はWindows 10の動作が遅くなったり、ご利用できない場合があります。

2.はWindows 10へアップグレードする為の記憶領域(ハードディスクやSSD)があいているかの確認です、不足している場合はアップグレードできません。

3.はWindows 10へアップグレードした場合に問題が発生する機能です。使用している機能に問題がないかを確認します。

以上の3つの項目に問題がなければアップグレード対象となります。

Windows 10 コンピュータの仕様とシステム要件を見つける方法

2-2.データのバックアップ

パソコンがWindows 10に対応していることがわかればいよいよ実際の作業に入ります。アップグレード作業に入る前に、まずは万が一の場合に備えてバックアップをしておきましょう。基本的にWindows 10アップグレードの場合は、データは保存されていますが、万が一消えてしまってもバックアップをしておけば安心です。

必要なデータを別メディアにバックアップします。
バックアップ先のメディアとしては下記がオススメです。

  • USBメモリ
  • CD/DVD/Blu-ray
  • 外付けHDD
  • 外付けSSD
  • オンラインストレージ(クラウドサービス)

ここで肝心なことは、「必要なデータを抜け漏れなくバックアップしておくこと」です。
アップグレードが失敗するとデータを取り出すことは出来なくなる場合があります。しっかりと確認しておきましょう。

2-3.Windows 10ソフトの用意

既存端末をアップグレードする場合は、Windows 10ソフトを用意する必要があります。
Windows 10ソフトはパソコン専門店や家電量販店で購入することが出来ます。
もちろんドスパラの通販や店頭でも購入できます、ぜひご利用ください。

Windows 10を買う場合、気をつけるべきことは、「購入するエディション」と「購入形態」です。
Windows 10には家庭用や法人用などの用途別に以下の3種類のエディションがあります。

  • Windows 10 Home
  • Windows 10 Pro
  • Windows 10 Enterprise

具体的にこれらのエディションの違いは以下となります。

  • Home・・・家庭での利用向け
  • Pro・・・企業向けのドメイン参加機能などを搭載
  • Enterprise・・・高度なセキュリティ、管理機能などを搭載

他にも、教育向けの「Education」というエディションもありますが、一般的に使われるのは「Home」か「Pro」となります。
家庭でプライベートな目的で使うのであれば「Home」で問題ありません。
会社や仕事でご利用するのであれば、「Pro」や「Enterprise」をオススメいたします。

次にエディションが決まったら購入方法を決めます。
Windows 10には大きく分けて3つの購入方法があります。

  • ダウンロード版
  • USBメモリ版
  • DSP版

ダウンロード版やUSBメモリ版はMicrosoftのサイトなどで購入することができます。
また、USBメモリ版は一般の家電量販店やパソコン専門店(ドスパラなど)でも買うことができます。
上記2点はWindowsのみで購入が可能です。

ですがDSP版はWindowsのみでの購入はできません。
メモリやハードディスクなど、PCに組み込んで使うパーツと一緒に購入する必要があります。
その分ほかの方法でWindows 10を購入するより安価に入手可能です。
メモリ増設やハードディスクをSSDにするなど同時にPCをアップグレードする人はこちらの方がお得に購入できます。
目的などに合わせて購入するタイプを選択しましょう。なお、DSP版にはインストール用DVDが付属しています。

2-4.Windows 10へのアップグレード

Windows 10のメディアの準備ができると、いよいよアップグレード作業を開始することができます。
まず、アップグレードを行う前に確認しておくべきことは、「メーカーのサポートサイト」です。ドスパラ、NEC、富士通やDell、マウスコンピューターなどPCをリリースしているメーカーは、基本的に「Windows 10アップグレード」に関するサポートサイトを設けていて、「アップグレード方法」や「ドライバ」などを公開しています。
具体的なWindows 10アップグレード作業は概ね以下のような流れで行います。

  1. インストール媒体をPCに挿入し、インストーラを実行
  2. 指示に従ってインストールを完了
  3. 既存ソフトウェアが動作するかの確認を行う

2-5.バックアップデータの復元

Windows 10アップグレード作業が終わると、バックアップしておいた必要なデータを復元する作業を行います。ここでは、これに加えてソフトウェアなどで適切に開いて作業などが行えるかどうかといったことも確認しておきます。


アップグレード

まとめ

2020年1月14日にWindows 7の延長サポートが終了しました。

会社やご自宅にあるパソコンは対応済みでしょうか?
延長サポートが終了すると、新しいコンピュータウィルスや、未知の脆弱性などインターネット上の脅威に対して修正プログラム等がリリースされなくなり、コンピュータが危険な状態にさらされることになります。

こうした問題が起こらないようにするためには、今使っているパソコンのOSをWindows 10にアップグレードするというのも一つの方法です。

既存端末のアップグレードという方法には、「コストが安く済む」というだけでなく、「アプリケーションやデータを引き継げる」というメリットがあります。
反面、「速度でのメリットはない」とか「既存アプリケーションとの不具合が起きることもある」といったデメリットも存在します。
アップグレードか買い替えかこの機会にご検討してみてはいかがでしょうか。

アップグレードなら基本的にはバックアップしてWindows 10更新プログラムを実行するだけ。

まだ対応していないという場合はぜひご検討ください。