NVIDIA最高のグラフィックボードGeForce GTX TITAN Xを他機種と比較

GeForce GTX TITAN XはNVIDIAが誇る最高峰のグラフィックボードです。
ゲーミングPCにはもちろんのこと、人工知能研究やグラフィック制作などへの使用も想定されており、非常にハイスペックなグラフィックボードであることがわかります。
ここでは、性能面だけではなく他機種との比較も含めてご説明していきましょう。

GeForceではシングルコア中最高クラスのパフォーマンス

2016年3月時点で、TITAN XはGeForce中で最高クラスの性能を誇っています。
TITAN Xと同程度性能を持っているのはTITAN ZとGTX 980 Tiだけであり、価格帯も全て十万円を超える高額のグラフィックボードです。

NVIDIAとATIのグラフィックボード大手2社を含めても、TITAN Xクラスの性能を持つグラフィックボードは殆どありません。
価格も高額ですがサイズや消費電力も大きいため、相応の電源ユニットとPCケースが必要になるでしょう。

つまり、TITAN Xを構成に含むゲーミングPCを作ろうとすれば、グラフィックボード以外のパーツも高額になるということです。
仕事でどうしても高性能なPCが必要だとか、お金に糸目をつけず最高のゲーミングPCが欲しいという方にはおすすめです。

TITAN Zと比較すると何が良い?

NVIDIAのGeForceにはTITAN Xの前にTITAN Zというトップクラスのグラフィックボードがあります。
TITAN Xとの大きな違いは、TITAN Zがコアを二つ搭載しているデュアルGPUモデルということと、旧式のKeplerというアーキテクチャを採用していることです。

デュアルGPUを採用していることで、TITAN ZはTITAN Xに比べて性能面では向上していますが、エネルギー消費や発熱面で大きなデメリットがあります。
特に、TITAN Xが採用している新式のMaxwellアーキテクチャは消費電力が少ない特性があるため、最大消費電力で125Wの差があり、通常使用で見るとTITAI XはTITAN Zの半分近い消費電力になると見られています。
つまり、TITAN XはTITAN Zに比べると性能面でやや劣るものの、消費電力で大きな利点があるということです。

GTX980Tiと比較すると何が違う?

GeForceには、Maxwell第二世代としてGTX900シリーズが存在します。
これはTITANシリーズより後発であり、GTX 980 TiはTITAN Xクラスの性能がある新しいグラフィックボードとして発売されました。

カタログスペックでも実測値でも、TITAN Xと同等かそれ以上の性能を発揮しており、価格もTITAN Xより安価で、非常にポテンシャルの高いグラフィックボードとなっています。
性能的には似ているものの、NVIDIAの位置づけはやや異なっており、TITAN XはゲーミングPC向けというよりはグラフィックや動画編集と言った業務用のグラフィックボードである一方、GTX980TiはゲーミングPC向けで一般ユーザー志向のグラフィックボードとなっています。
ゲームしかしない人は980 Tiで、作業に使うという人はTITAN Xという使い分けになりそうです。


GeForce TITAN Xは高性能なグラフィックボードですが、GTX 980 Tiに比べるとやや業務用と言った位置づけになります。
また、同じく業務用のグラフィックボードであるTITAN Zに比べると性能面には劣りますが消費電力や価格面に優れ、発熱やコストが気になる方におすすめです。
グラフィックボードをゲームに使うのか、仕事に使うのか、コストはどれくらいを目安にしているのか、のような点で自分に合ったグラフィックボードを選ぶと良いでしょう。


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