大幅に高速になった、無線LAN新規格「IEEE802.11n」────
2009年9月に正式規格となり、対応した無線LAN機器やノートパソコンもぞくぞく登場しています。
ここではおすすめ・人気の無線LAN機器と、よくある質問・疑問をピックアップしてご紹介!
ぜひチェックして無線LAN導入にお役立てください。

■無線LAN規格「11n」って何がかわるの?

【「11n」で無線LANが快適に!】
「11n」は最大通信速度が大幅に強化!今までの規格「11a」「11g」のなんと約6倍にもなっています。
またアンテナが複数あることにより、障害物にも強くなっています。
さらに、規格上 2.4/5GHzどちらの周波数帯でも通信が可能(※)になりますので、現在使用されている子機が「11a」「11g」「11b」の場合、「11n」の親機を使用すると通信速度のアップが期待できます。
(※)規格上は対応していますが、製品上で 2.4/5GHz いずれかのみの対応となっている場合があります。
- | 最大 通信速度 (規格値) |
周波数帯 | 電波の干渉 | 壁など 障害物の影響 |
---|---|---|---|---|
IEEE802.11n | 300Mbps | 2.4⁄5GHz | 2.4GHz使用はb⁄gと同様 | 障害物に 強い |
IEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz | 干渉は少ない | 障害物に弱い |
IEEE802.11g | 2.4GHz | Bluetoothや電子レンジと 干渉 |
障害物に強い | |
IEEE802.11b | 11Mbps |
■同じ11nなのに転送速度が150Mbpsと300Mbpsの製品があるみたいだけど?
【MIMO(マイモ)と呼ばれる、複数のアンテナを使用してのデータ送受信に対応しているかどうかの違いです。】
「11n」対応製品では、この複数アンテナ技術を使用して最大通信速度300Mbps(規格値)を実現。将来的には600Mbps(規格値)まで対応となる予定です。
- アンテナ1本だと
最大150Mbps
WHR-HP-GN
- アンテナ2本だと
最大300Mbps
WHR-HP-G300N
(BUFFALO製品の例)
■他社製機器同士で接続ってできるの?
【規格があっていれば接続可能です。】
ただし動作保証がなくサポート対象外となることが多いです。また設定にも手間がかかってしまう場合がありますので、親機・子機それぞれを同メーカー製品でそろえることをおすすめします。
規格があっていれば接続可能だけど・・・
- それぞれ異なるメーカー製品
動作保証・サポートが
ない場合が多い
- それぞれ同じメーカー製品
動作保証・サポートあり!
こちらをおすすめ!