- LED(発光ダイオード) ─── 小型で低消費電力・長寿命。
- 最近、家庭用照明をはじめ、液晶ディスプレイのバックライトにも搭載される商品が登場し、注目を集めています。
- ここでは、そんな【LEDバックライト液晶】について、実際の商品・特徴などをご紹介!
これからの新基準になるであろう【LEDバックライト液晶】について、ぜひチェックしてみてください。
■今までの液晶との違いは?バックライトって何?
液晶ディスプレイは、通常画面の裏側または横側から光が照射され映像を明るく表示しています。
これがバックライトで、この仕組みがないと画面に映し出される映像は暗いものになってしまいます。
現在販売されている液晶ディスプレイの多くは、このバックライトに冷陰極管(いわゆる蛍光灯です)を使用したものがほとんどですが、最近は新しい光源としてLED(発光ダイオード)を使用する商品が登場。
これが【LEDバックライト液晶】と呼ばれているもので、以下のようなメリットがあり、新世代の液晶ディスプレイとして大変注目されています。
- メリット1:
- コントラスト比が大幅アップ!
- メリット2:
- 省電力・低発熱!
- メリット3:
- 薄型・軽量
コントラスト比が大幅アップ!
【黒が引き締まり、メリハリのある映像】
バックライトの仕組みが冷陰極管(蛍光灯)からLEDに変わったことにより、映像の明暗分けをそれぞれのLEDで個別に調節できるようになりました。
このため映像の暗い部分のみバックライトを消灯するといったことも可能になり、その結果、黒が引き締まりコントラスト比が大幅にアップ。
メリハリのある映像を楽しむことができるのです。

省電力・低発熱!
【電気代もお得です】
LEDには、低い消費電力で強い光を発することができるという特性があり、最近では家庭用照明でも商品が登場。
電球・蛍光灯に変わる次世代の照明として注目を集めています。
この特性のおかげでLEDバックライト液晶の消費電力は従来の液晶ディスプレイのおよそ70%~50%、大幅な省電力を実現し、電気代も節約できます。
またLEDは冷陰極管(蛍光灯)にくらべ発熱が少ないため、ディスプレイの発熱も抑えられています。
- | 冷陰極管(蛍光灯) B273HUbmidhz |
LED S273HLbmii |
---|---|---|
オン時 | 41.60W | 省電力! 22W |
年間使用量 (1日8時間) |
2672円 | お得! 1413円 |

薄型・軽量
【ちょっとした移動もラクラク】
消費電力の大幅カットにより、従来のディスプレイ本体に組み込まれている高電圧電源部分も必要がなくなりました。
そのため躯体もシェイプアップ。スリム化、そして軽量化が実現しています。(一部機種では構造上、該当しない場合があります)
冷陰極管(蛍光灯) W2361VG-PF |
LED E2360V-PN |
---|---|
67.8mm | かなり薄い! 12.9mm |
冷陰極管(蛍光灯) W2361VG-PF |
LED E2360V-PN |
---|---|
4.48kg | 軽量! 2.57kg |
