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高性能グラフィックカード搭載デスクトップPCを採用

株式会社プロダクション・アイジー

高性能グラフィックカード搭載デスクトップPCを採用

顧客からの多様な要望に応え最適なカスタマイズPCを提供

「PSYCHO-PASS サイコパス」や「銀河英雄伝説 Die Neue These」等人気作品を多数手がけ、世界中で高い評価を受けているアニメーション制作会社、株式会社プロダクション・アイジー。制作現場での各作業工程が全てデジタル化されている現在、時間短縮による作業工程効率化実現には、それぞれ多様な性能や機能が求められます。そうした要求仕様に最適化するため、搭載パーツのきめ細かな指定に対応し、サードウェーブが持つ力を結集して特別仕様のPCを製作、提供しました。

株式会社プロダクション・アイジー
社内システム担当 江田 勝志

10ビットカラーにこだわるとQuadroシリーズという選択肢になりますね

──まずは現在制作されているアニメを教えてください。

江田勝志氏(以下、江田) すでに発表されているものでいえば『銀河英雄伝説 Die Neue These( 以下、銀河英雄伝説)』、『PSYCHO-PASS サイコパス』と『風が強く吹いている』になりますね。

──基本的なことかと思いますが、アニメの制作はいまやほとんどPC で作られていると考えてよろしいでしょうか?

江田 そうですね。描くという部分では、まだ紙の部分も多いんですが、いわゆる「仕上げ(着彩)」や「編集」、「コンポジット」といった工程はすべてデジタルになっています。

──制作に使用するPC はやはりハイスペックなものが必要となるのでしょうか?

江田 はい。まずは「コンポジット」といわれる作業ですが、アニメーション業界的には「撮影」とも呼ばれています。そんな撮影のスタッフが使用するPC には、Quadro P600 シリーズを搭載しています。もうひとつ3D を制作する部隊もありますが、こちらはPC の性能が大きく影響するので、PC の選定をサードウェーブさんにお願いして、Quadro P2000シリーズを搭載したPCを納品していただいています。ちょうど『銀河英雄伝説』の制作に取りかかっていますが、シーンによっては何十隻、何百隻という戦艦が登場します。そんなシーンを制作する際には、PC の性能は高ければ高いほどありがたいですね。コンポジット用のPC も3D 用のPC も、メモリーの搭載量やCPU の性能などはほぼ一緒ですが、グラフィックボードの部分だけは異なるといった感じです。

──最近ではGeForce も低価格で高性能なものが増えてきていますが、GeForce は選択肢には入らなかったのでしょうか?

江田 アニメ業界ではGeForce もたくさん使われています。ただ弊社では今、映像部分を10 ビットカラーで制作している関係がありまして、Quadro が必要なんです。これってなかなかいいコメントですよね(笑)。以前、サードウェーブの営業さんからお話を聞いたところによると、GeForce でも設定によっては10 ビットカラーの出力ができるということでしたが、使っている3D ソフトウェアとの相性や安定度の問題もありますし、結局Quadroを軸に、コストパフォーマンスを考えた機材を選択している感じですね。

──コンポジットは、ハイスペックなグラフィックボードがなくてもそこまで作業に影響がないということでしょうか?

江田 そうですね。コンポジットの作業はそれ程高性能なグラフィックボードを積まなくても可能ですが、プレビューする際にPC メモリとビデオメモリーが大量に必要になるので、その点に注意する必要があります。もちろん高性能であればあるに越したことはないのですが、もっとも大事なことは10bit 出力が可能ということですね。

──使用されている3D のソフトウェアはなんですか?

江田 メインはAutodesk の『3ds Max』です。ご存じの通り、わりと昔からQuadro 御用達みたいなソフトウェアですね。もともとOpenGL 系のソフトだと、やはりQuadro のほうが安定して動作します。GeForce も対応していますが、どちらかというとDirectX 系を得意としていますよね。

──『3ds Max』でモデリング、アニメーション、レンダーまで行なうのでしょうか?

江田 レンダリングは専用のPC がほかにありますので、あくまで"組みあげる" 作業までですね。モデルを作って、ある程度の動きをつけるまでは『3ds Max』で行ないます。

『銀河英雄伝説 Die Neue These』のワンシーン。『Adobe Aftereffects』でコンポジット作業中とのことでした。
制作スタッフの横にはレイトレックが並んでいました。ほとんどのスタッフがデュアルディスプレイ環境で作業されているそうです。
毎回営業さんに無理をいうのですが、いつも真摯に対応してくれます(笑)

──PC で作業するということは、アニメの中間のコマなどを自動で制作できたりするのでしょうか?

江田 アニメ制作の大部分がデジタル化しても、アニメーターさんが描く工程は弊社ではまだ紙と鉛筆が主流です。海外のスタジオでは、CGのツールで自動中割りに相当する作業を行っているところもあるみたいですが、日本のアニメの場合、計算ではできない"人間の心情に基づいた動き"を追求することが多いんです。たとえば、指をさすにしても、指先がドーンと大きくなったりするじゃないですか。あれは嘘の動きなんですけれど、見た時のあの気持ちよさはアニメーターさんの技術で表現しているものなんです。だから、すべて手描きで作り上げるんです。

──アニメーション制作で使用しているサードウェーブのPC ですが、いつごろからご利用いただいているのでしょうか?

江田 お付き合いが始まったのは、『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』(2009 年公開)の制作のころですね。その当時の3DCG の責任者が、サードウェーブさんとお話させていただいて、AMD Opteron を搭載したPC を何台か入れたのが最初だと思います。

──PC の構成は毎回指定しているのでしょうか?

江田 はい。毎回営業さんには「マザーボードはどこのメーカーで」、「SSD はこれで」とか、無理をいっています(笑)。以前、PC 購入の際に、ほかのショップブランドさんにパーツの構成について電話をしてみたら、パーツの情報を全然くれないんですよね。さらにウェブ上のパーツの選択画面で指定できなかったパーツがあったので、「こういう組み合わせはありますか?」ってメールをしたんですが、「そういう個別の対応はやっていないので、直接店まで来て聞いてください」といわれて……(笑)。それからサードウェーブの営業さんに電話をしたら、色々提案していただけたんです。しかも、検証済みのものしか販売しないという徹底ぶりで、納品していただいたものは、大きなトラブルもなく動作しています。安定動作にこだわるスタッフが多いので、CPU やグラフィックボードはもちろん、ひとつひとつのパーツにいたるまで、メーカーの名前を教えていただけるのは、調べやすくなるのでありがたいですね。(※お取引関係を勘案した通常のサービスにはない特別対応とさせて頂いています)

──PC のリプレースタイミングは1 年に1 度といったサイクルなのでしょうか?

江田 じつは決まった時期は設けていないんです。必要に応じてという感じなので、「今は購入をやめよう」といったこともないです。スタッフのPC の調子が悪いとなると、時間と余計なコストがかかるだけなんですよね。そういったPC 不調によるリスクについては、グループのリーダーもちゃんと理解してくれているので、問題があればパーツはすぐに交換するし、遅くなってきたと感じたらPC をリプレースするといった感じで、「決算時期が」とか「予算が」とかいった制約によって縛られることはまずないですね。

江田勝志氏。プロダクション・アイジー入社以前は、サーバー運用などの業務を行っていた。2003年のプロダクション・アイジー入社後は、まず社内サーバーの構築を担当。データや資料の一時的な置き場として使用していたという。その後、社内システム全般を担当。

※文中記載の組織名・所属・役職等はすべて2018年時点(インタビュー時)のものです。

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