ノートパソコンがバッテリー使用で電源がすぐ落ちる

ノートパソコンがバッテリー使用で電源がすぐ落ちる

古いノートパソコンにおけるバッテリーの復活サービス

ノートパソコンを使用している方が経験されている一つに、段々とバッテリーで使用できる時間が短くなっていくことがあげられます。
特にバッテリーで頻繁に使っている方は「最初の頃より半分ぐらいしか持たない」と感じながら使っている方もいるのではないでしょうか。
今回のご相談は「バッテリーだけではすぐに電源が落ちてしまう」という、特に劣化した症状で、対処方法をみていきます。

状態を診断した結果は、バッテリーが経年劣化で消耗しており、充電が全くできない状況でした。
在庫がまだどこかにあれば交換も可能でしたが、現行機種でなく入手ができないため、バッテリーの復活サービスをご提案いたしました。

お客様のバッテリーをお預かり後、専門工場へ発送。バッテリー内部のセル(充電するために必要な部品)を交換し、新品と同様の充電を確保することができました。
修理の費用は13,885円で、お預かり期間は一週間でした。

ノートパソコンのバッテリーの寿命を長くするには

ノートパソコンの電池は、以前はコードレス電話などに使用されていた、ニッカド電池が主流でしたが、技術開発によりリチウムイオン電池、ニッケル水素電池に移行されています。
寿命は充放電の回数や使い方にもよりますが、やはり2~3年で初期の半分のバッテリー容量になり使用時間が半減します。
電池によってそれぞれ特徴が少し違うため、各々のバッテリーの寿命を長くするコツと共通する部分について説明します。

1.リチウムイオン電池(表記;Li-ion)

パソコンの管理ツールでバッテリー充電に関する設定ができる機種は、某有名メーカーで推奨している80%程度の充電設定にしましょう。
リチウムイオン電池の場合は過充電や過放電をしない様に保護回路が組み込まれていますが、満充電をするとバッテリーを痛めてしまい劣化を早めます。
設定方法など詳しくは各メーカーの取扱い説明書を読んで確認してください。

2.ニッケ水素電池(表記;Ni-MH)

短時間での充放電の繰り返しは避け、できるだけ使い切ってから充電しましょう。メモリー効果が発生してしまいます。
メモリー効果とは、放電しきっていない同じ様な状態で充放電を繰り返していると、実際にはまだ充電残量があっても、バッテリー切れと認識してしまうことです。
何かを記憶された状態と同じ状態のためメモリー効果と呼ばれています。これは、ニッカド電池にも言えることです。

3.共通点

ノートパソコンをバッテリーで使う場合には、ディスプレイの輝度を少し落とすなど消費電力を抑える電源プランにしましょう。一回の使用時間が長くなり、結果としてバッテリー寿命も長くなります。
また、無線LANを使わない時はSWを切っておくのも効果的です。
パソコンを長時間使用しない場合は、半分程度充電して外しておきましょう。また、保管する場合は高温多湿を避け涼しい場所で保管するのが良いでしょう。

補足として、今回のご相談の様にパソコンを購入してから使用している年月が長い場合、修理部品や添付品などの供給が終了していることがあります。
メーカーでの各部品の保守期間は、メーカーによって多少差がありますが、製造が終了してから7年程度です。

今回の様にバッテリーを分解して中のセルを交換し、新品同様に修理して頂ける場合は良いですが、できない可能性もあります。
ノートパソコンをバッテリーで長く使いたい方は、バッテリーの製造期間中や保守期間中に早めに交換を行ったり、予備バッテリーを購入しておくのも一つの手段です。
また、純正品が既に無くなっている時は、ACアダプター同様に他社の互換バッテリーを購入できる場合もあります。

投稿日:

ページトップ

パソコン(PC)修理のドスパラトップへ