Windows10にアップグレードしたら、起動しなくなってしまった

パソコンの異常発熱と冷却ファンの役割

LenovoのノートパソコンでWindows10にアップグレードできない事例について

今回のご相談内容は、お手持ちのLenovoのノートパソコンにおいて、Microsoftのアップグレード推奨通知が来たためWindows10にアップグレードしたにも関わらず、アップグレード直後から画面が真っ黒になり、起動できなくなったとのことでした。
内容を確認したところ、アップグレードに必要な要件を満たしていない機種であることがわかりました。

そのため、Windows10からWindowsのダウングレードを6,000円にて実施し、元のWindowsバージョン(Windows7)に戻しました。
その後、簡単な検査を実施し、機械的には故障がないことを確認致しましたので、お客様に返却を行いました。

Windows10にアップグレードする際の予備知識

Windows10にアップグレードを促すメッセージはWindows7/8/8.1のいずれかで動作していることのみを判断し通知しているため、細かい必要条件が満たされているかどうかについては、特に判断を行っていません。
そのため、促されるまま同意をせずに、今お持ちのパソコンが本当にWindows10へアップグレードしてもよいか、確認する必要があります。
ちなみにMicrosoft社のホームページに公開されている必要要件は次の通りです。

【プロセッサ】:1 ギガヘルツ以上のプロセッサまたは SoC
【メモリ】:32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
【ハード ディスクの空き領域】:32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
【グラフィックス カード】:DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
【ディスプレイ (画面解像度)】:800x600

パソコン購入時には必要要件が満たされていても、日常の中で使用していくことにより、ハードディスクの空き容量が減ってしまう可能性は大いにあり、ぎりぎりの空き容量の方が気づかないままアップグレードを実施、そのまま起動することも困難になるといったケースが見受けられます。

そのほかにもアップグレードするときに気をつけたいポイントがあります。

パソコンの充電は足りてますか?

パソコンのスペックによっては予想以上の時間を要することもありますので、ノートパソコンを使用している方は満充電からのアップグレードや充電しながらのアップグレードをすることが不可欠です。

アップグレード用のファイルは破損していませんか?

アップグレードのときにダウンロードされるファイルはそのいずれも一連の流れとして必要なファイルの集合体です。

万が一充電切れや無線LANの切断などでダウンロード、アップグレードが途中で終わってしまった場合は、一度ファイルを削除し、再度最初から始める必要があります。
欠損したファイルをそのまま使用すると、アップグレードできないばかりか、Windowsの起動そのものができなくなることもあります。

現在のOSは最新のバージョンですか?

少し前の機種を新品購入した際、Windowsアップデートを行ってからアップグレードを行う必要があります。
例えば去年のモデルを購入された場合は、発売当初からアップグレード時点までに様々な脆弱性に対してアップデート内容が公開されています。

そのため、最新のOSではないバージョンでアップグレードを開始すると、Windows10との整合性が取れず、必要なアップグレード内容が取得できない→アップグレードに失敗する、といった結果に至ってしまいます。

Windows7は「スタート」メニュー から 「すべてのプログラム」→ 「Windows Update」 をクリック、 Windows8/8.1は「Windows キー」と「W キー」を同時に押す→検索窓に「Windows Update」を入力することでWindowsアップデートをする必要がないか確認してから、Windows10へアップグレードするようにしましょう。

もし元のOSに戻したくなったら

元のOSに戻したくなった場合は30日以内であれば戻すことができます。
インストールしてから31日以上経過した場合は、以前の OS に戻すことはできませんので、できるだけ早い段階でOSのバージョンをどうするか検討しましょう。

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