バッテリーがすぐに切れてしまうときの対処

バッテリーがすぐに切れてしまうときの対処

作業用工具バッテリーがすぐに切れる事例について

今回の相談内容は、お客様持ち寄りによる作業用工具バッテリーについてでした。
相談内容を詳細にお聞きすると、バッテリーがすぐに切れてしまうとのこと。
昔のようにバッテリーが長持ちするようにしたい、というお客様の要望でした。

バッテリーを確認したところ型番「EB-0200」ということが判明。
こちらのバッテリーは、コードレス電動油圧式圧着工具に使用されるバッテリーではありますが、当店での対応機種であったため、そのまま対応させていただきました。
お調べすると、買い替えの必要はなく、部品を交換すればバッテリーがすぐ切れるという症状が改善することが分かりました。

診断に則り、バッテリーの中の部品であるセルの交換を行い、バッテリー容量を復活させています。
以前のように長時間でも使用できるように回復し、ご満足いただけました。

今回は、バッテリー復活サービスを実施し、12,857円の修理代となりました。修理期間として1週間をいただいています。

バッテリー交換に関する補足と予備知識

今回、バッテリーのセルを交換することによってバッテリーが復活しました。
しかし、このようにバッテリーが復活するのはバッテリーの劣化や回路の故障がない場合です。

場合によってはバッテリーが復活できず、丸ごと交換しなければならない場合もあります。
それでは今回の修理内容について詳しく確認してみましょう。

・バッテリーとセル
今回修理を行ったセルは、もとは電池の単位のことを指します。
バッテリーの場合は、単数ではなく複数のセルが繋がった状態になっているのが通常です。

簡単に表現すると電池の集合体のようなもの。いわばバッテリーにおける心臓部分です。
今回の事例は工具用のバッテリーでしたが、同じような症状が出た場合でセルに問題があるときは、ノートPCなどのバッテリーも同じようにセルを交換することによって修理を行います。

・セルは使い方によっては劣化しやすい
工具用のバッテリーにおいてもパソコン用のバッテリーにおいても、大きく分けるとリチウムイオンとニッケル水素の2つに分けられます。
バッテリーをできるだけ長持ちさせて使用したいのであれば、それぞれ使用方法をしっかりと守ることが大切です。

・リチウムイオンの場合
リチウムイオン、ニッケルに関わらず継ぎ足し充電による一時的な電圧降下である「メモリ効果」があります。
リチウムイオンの場合は、これまでないとされていましたが、研究によって多少のメモリ効果があるとの結果が報告されました。

しかしリチウムイオン電池の場合、気になるのはそれぞれのセルに分散された充電残量。
定期的にリフレッシュしないと劣化しやすくなってしまいます。
使用する場合は残量10%程度まで使用する。充電は90%でとどめることを意識しましょう。

・ニッケル水素の場合
ニッケル水素電池の場合も、保存方法はリチウムイオンとだいたいは同じです。
しかし、ニッケル水素電池の場合メモリ効果が大きいというのが特徴。

残量が少ないままずっと放置しておくと自然放電されてしまい、使用しようと思ったときに動かないということが起きてしまうこともあります。
ニッケル水素の場合は、定期的なリフレッシュはもちろんのこと、メモリ効果を防ぐためにも定期的な充電を心がけることが大切です。

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