2万円切りのWindowsタブ「Diginnos Tablet DG-D08IW」を早速試す!!(ただし箱を開けたらバリバリの試作機だった)

11月7日に予約が開始されたDiginnos Tablet DG-D08IW。それに合わせて筆者の手元にDiginnos Tablet DG-D08IWの試作機が届いた。編集長によると「外見は違うけど、中身はDiginnos Tablet DG-D08IWだから!! ってサードウェーブデジノスが言ってるからよっろしくぅ!」とのことで、ものテクはドスパラのオウンドサイトだったなぁと思い出した次第だが、取り急ぎ、外見は別として中身だけはDiginnos Tablet DG-D08IWだというので、いくつかの性能チェックをしてみよう。当然だが「中身は製品版」と不思議な文言で届いているので、発売時に一部仕様が異なる可能性はあることをここで断っておく。

まず外観。もうひとつ「外観だけDiginnos Tablet DG-D08IW」というものが届いており、スタンダードな8インチタブレットビジュアルであることが確認できた。サイズは213.8mm×127.96mm×8.6mm、重量約330g。外観だけなので重心や発熱ポイントなどは製品版を待つほかないが、すでにタブレットをいくつか開発しているため、iPhone 6 Plusのように微妙すぎる重心設計にはしてこないだろう。ディスプレイは8インチ(解像度1,280×800ドット)パネルを採用。CPUはIntel Atom Z3735F(4/4コア、1.33GHz)、メモリはDDR3L 2GBと似た価格帯のタブレットにしては多く、好感が持てる。ただストレージ容量16GBと少ない点は選ぶ上での注意点になるだろう。microSDXC(最大128GB)まで対応するため、資料などの軽いファイルを置いておく場所は確保できるが、下記しているmicroSDカードリーダーの性能テストからすると、重いファイルには適しておらず、クラウドやファイルサーバーなどを活用する前提のタブレットと思ったほうがよさそうである。


本体正面。上部に200万画素インカメラ、下部にWindowsボタンがある

インターフェーイスは本体上部に集中している。左からヘッドフォンジャック、microUSB、miniHDMI出力、スピーカー
インターフェーイスは本体上部に集中している。左からヘッドフォンジャック、microUSB、miniHDMI出力、スピーカー

本体右側面には電源ボタンとボリュームボタンがある
本体右側面には電源ボタンとボリュームボタンがある

背面にはプリントもあり。またUSBアイコンの下に穴が見えるが、これは試作機に用意されたリセットで、製品版には存在しないとのこと
背面にはプリントもあり。またUSBアイコンの下に穴が見えるが、これは試作機に用意されたリセットで、製品版には存在しないとのこと

アウトカメラもインカメラと同じく200万画素
アウトカメラもインカメラと同じく200万画素

panel
参考までに輝度の異なる状態のパネルをやや暗い部屋で撮影した。左から輝度0%、50%、100%

そのほかを見てみると、無線LANはIEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0に対応。カメラはインカメラ・アウトカメラともに200万画素とメモ撮影レベルで、またセンサー類は加速度センサーとGPSのふたつ。照度センサーは搭載していない。残るはヘッドフォン出力、miniHDMI出力、microUSBで、このあたりはタブレットのお約束を守っているため、特筆すべき点はない。

さて外観は上記の通りで、まず気になるのはストレージの空き容量だろう。試作機での初回起動時の空き容量は3.77GBで価格相応の部分といえば、それまでなのだが、まぁ少ない。回復パーティションは4.88GBも確保されており、外付けストレージなどに回復ディスクを作成する必要はあるが、そのあたり慣れっこであれば、回復パーティションを削除してストレージ容量を増やすのもいい。回復パーティションを削除せずの場合は、一応、Office 365 Soloを入れても2.3GB前後の空き容量になるため、クラウドベースであれば仕事用のサブ端末として活用できる範囲ではある。

ex1
中身は製品版として届いたもの


カラーリングが異なっているだけっぽいが、裏面を見ると、とても試作機っぽい

システムドライブの空き容量は、3.77GBと表示された
システムドライブの空き容量は、3.77GBと表示された

Office 365をインストールしたところ、2.30GBになった。クラウドベースでデータを保存するのであれば、まぁ大丈夫な空き容量だ
Office 365をインストールしたところ、2.30GBになった。クラウドベースでデータを保存するのであれば、まぁ大丈夫な空き容量だ

CrystalDiskMark 3.0.3bを使用してシステムドライブを計測したもの。おおむねReadの速度は良好だが、Writeが遅めといった傾向にある。Readが速いぶん、レスポンスはメモリ2GBも手伝って良好だ
CrystalDiskMark 3.0.3bを使用してシステムドライブを計測したもの。おおむねReadの速度は良好だが、Writeが遅めといった傾向にある。Readが速いぶん、レスポンスはメモリ2GBも手伝って良好だ

こちらはSDXCカードスロットを計測したもの。期待しないほうがいいスコアになった。製品版で部材が変わっているといいのだが
こちらはSDXCカードスロットを計測したもの。期待しないほうがいいスコアになった。製品版で部材が変わっているといいのだが

使用したSDカードはSanDisk Extreme PRO。リード・ライト90MB/sのモデルだ
使用したSDカードはSanDisk Extreme PRO。リード・ライト90MB/sのモデルだ

次にWindowsエクスペリエンスインデックス。WIN SCORE SHAREで確認した結果は以下の通りで、ヘヴィなことでもしない限り、快適な性能だといえる。グラフィックス性能は向上したSoCとなるが、3Dゲームなどにはやはり厳しく、GPU支援前提と考えるのがいいだろう。とりあえず、動画を見たり、ブラウザゲームをプレイするぶんには、ストレスを感じるシーンはなかった。ただブラウザゲーム……とくにFlashベースのものはタイトルによっては、CPU負荷の高いものもあるため、その場合はそれなりに動くと諦めよう。

WIN SCORE SHAREの結果は、トータル4.1。グラフィックスが脚を引っぱる形になっているが、メモリスコアもやや低い
WIN SCORE SHAREの結果は、トータル4.1。グラフィックスが脚を引っぱる形になっているが、メモリスコアもやや低い

気になったのでCinebench R11.5も計測。OpenGLのスコアは、Atom Z3740よりも高くなっている
気になったのでCinebench R11.5も計測。OpenGLのスコアは、Atom Z3740よりも高くなっている

3DMARKを走らせてみようとおもったが途中でリブートしまくりだったのでWindowsストア版を実行してみた。Ice Storm Unlimitedのスコアは意外にも高かったが、Ice Storm Extremeは「Maxed out!」にはならず

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なんとなくUEFIを見てみたところ、ほぼフル状態メニューが表示された。それほど弄るところはなさそうだったが、このまま製品版になったらなかなか胸アツだ
なんとなくUEFIを見てみたところ、ほぼフル状態メニューが表示された。それほど弄るところはなさそうだったが、このまま製品版になったらなかなか胸アツだ

このほか、動画を見ながら、ウェブブラウズするといったよくある操作をいくつかしてみたが、サクサクと動作した。サブモニター的に運用する場合は、表示できるアプリに制限はあるものの、Officeアプリケーションであれば問題はないし、軽い3Dグラフィックスのゲームタイトルもそれなりに動くだろう。ネックはやはりストレージの少なさだ。価格からすると仕方ないところはあるが、SDカードスロットの性能からすると、microSDカードを予備のストレージ的に扱うのは難しく、必然的にネットワークを活用することになる。アウトドアでの運用はWi-Fiスポットが入り用になるシーンも多いと思うが、自宅の場合はローカルネットワーク上から参照すればよく、このあたりは既存環境に組み込みやすいWindowsタブレットならではの運用ができるハズだ。そういった面ではエントリー向けに見えて、中級者向けなところもあるが、ものテクを読んでいる読者であれば、上級者クラスばかりであろうから、あれこれと使い方を考えてもらいたい。

・製品情報
Diginnos Tablet DG-D08IW(予約)

レビュー / コラム

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