【製品レビュー】超小型ゲーミングベアボーンキット「BRIX Gaming」を試す

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BRIXパッケージ
GB-BXI5G-760

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※情報サイト「ものテク」と相互に同じ記事を投稿する事になりました!過去記事の参照等はこちらからどうぞ!

最近、最高気温が20℃を切る日が出てきました。特に早朝の冷え込みが厳しいので、皆さんも風邪をひかないようご注意ください。今回は注目の小型ベアボーン「BRIX Gaming」をチェックします。

●GeForce GTX760を搭載した超小型ベアボーンキット


この「BRIX Gaming GB-BXI5G-760(以下:BRIX)」は、高さ59.6mm x 幅128mm x 奥行き115.4mmという筐体に、GeForce GTX760を搭載した超小型ベアボーンです。このサイズは容量にすると0.88Lしかありません。

他社の超小型ベアボーンは、ほとんどの製品がCPU内蔵VGAを搭載していますが、BRIXは3Dゲームも十分にプレイ可能なスペックを備えるという事で話題になりました。ここでは、実際にどの程度の性能を持つのかチェックしてみます。

なお、本製品搭載のGTX760ですが、通常のデスクトップGTX760とスペックが異なります。詳細は以下の通りですが、スペックを確認する限りはモバイル版GTX870Mに見えます。ですが、このチップはあくまでデスクトップ版で、この筐体に搭載するために特別カスタマイズしたチップとの事です。なお、性能は、ほぼデスクトップ版GTX750~GTX750 Tiですが、BRIXはビデオメモリが6GBと多いのが特徴です。また、搭載CPUのモバイル版i5はデスクトップ版と異なり、クアッドコアではなく2コア+HTテクノロジによる4スレッドとなります。そのため、デスクトップのCPUだとi3 4130辺りに相当します。



VGA名
GPUコア名
シェーダ数 TMU・ROP数 搭載メモリ
メモリバス
GPUクロック メモリクロック
メモリ帯域
デスクトップ版
GTX760
1152 96・32 GDDR5
256bit
980MHz 6008MHz相当
192.2GB/s
BRIX搭載
GTX760
1344 112・24 GDDR5
192bit
941MHz 5000MHz相当
120GB/s
GTX870M 1344 112・24 GDDR5
192bit
941MHz 5000MHz相当
120GB/s
GTX760M 768 64・16 GDDR5
128bit
657MHz 4000MHz相当
64GB/s

 

製品写真

まずは形状チェックです。光沢天板と緑のデザインが目を引きます。

前面

前面はこちらです。排気口は向かって左側にあります。

背面

背面はこの通り。ディスプレイ出力はMiniHDMI x2、MiniDisplayPort(DP) x1で、同時3画面出力が可能です。なお、本製品の仕様を見る限り、DPは4K・30Hzまでの対応となります。

付属品

付属品はこちら。赤枠内の小さいパーツは、ドライバ入りUSBメモリです。

内部1

内部写真です。無線LAN&Bluetoothカードが標準搭載されています。空きスロットはSO-DIMM DDR3L x2、mSATA x1、2.5インチベイ(天板側に固定)x1です。2.5インチドライブ使用時は、赤枠部分から出ているSATAケーブルを接続します。

内部2

メモリとmSATA SSDを取り付けるとこうなります。
 
では性能チェックを開始します。チェック内容は以下の通りです。なお、メモリは4GBx2枚を搭載しました。

・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ:1M桁(1コア測定)
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080、フルスクリーン
PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):簡易設定5、1920x1080、フルスクリーン
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(新生FFXIV):最高品質、1920x1080、フルスクリーン
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.00最高品質、1980x1080、フルスクリーン

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
最大負荷時:CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最高値

比較対象は、CPU部分がi3 4150搭載の犬監修自作キット005(リニューアル後)、VGAはファンレス版GTX750/750 Ti(定格製品)から流用します。

リニューアル版犬自作キットの記事はこちら!

ファンレス版GTX750/GTX750 Tiの記事はこちら!

・CPU性能



CINE
BENCH
Hyperパイ
(少ない方が高速)
BRIX(i5 4200H) 3.52 11.281秒
参考:犬キット005(i3 4150) 3.80 10.923秒

 
・3D性能

大討伐 PSO2 v2 新生FFXIV DQX
(カッコ内はVer1.10)
BRIX
(i5 4200H + GTX760)
9810 13070 5356 8852(14177)
i7 4790 + GTX750 7788 12778 5552 8093
i7 4790 + GTX750 Ti 8998 18002 6354 9208

 
・3D性能グラフ

3D性能


 

●本体サイズを考えると3D性能は優秀
ただし動作音と排気の温度に注意


結果は上記の様になりました。CPUはi3 4150に少し及ばず、予想通りi3 4130相当と言えそうです。3D性能は、i7 4790 + GTX750の構成に3勝1敗となりました。この性能なら多くのネットワークRPGが快適にプレイできるだけでなく、画面の設定を少し下げればFPS(一人称シューティング)も問題なくプレイできるでしょう。消費電力は負荷をかけると一時的に140Wを超えるのですが、負荷を続けるとすぐ110W程度に落ち着きます。これは熱等の影響でクロックを調節している模様です。この様に、本製品は3Dゲームをプレイしたいが設置スペースの確保に難儀している人にとって、非常に魅力的なベアボーンキットと言えそうです。ただし、このサイズに高い3D性能を搭載しているため、排気の熱や負荷時の動作音はなかなかのレベルです。設置の際はあまり近くに置かず、VESAマウンタを使って液晶モニタの裏に取付けるなど、少しでも離しておいた方が良いでしょう。

■今回紹介した製品
GIGABYTE:GB-BXI5G-760
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