日本製オムロンスイッチに交換可能なASUSのゲーミングマウス「ROG Gladius」レビュー

ASUSから発売されたゲーミングマウス「ROG Gladius P501-1A」は、最大解像度6,400dpi、ポーリングレート2,000Hzを誇るハイスペックマウスだ。特徴的なのは日本製のオムロンスイッチ「D2F-01F」が2個付属し、好みに応じて標準搭載のスイッチと交換できること。そんな本製品を実際に使ってみたのでレビューしてみたい。

外観はつや消しの「Steel Grey」を基調とした落ち着いたデザイン。有線マウスだが、硬さの異なるケーブルが2種類付属し、好みのものを使える。

本体サイズは67×126×45mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は116g。大きさとしては標準的なものだ。

ボタン類は左右クリック、ホイール押し込みと、中央のDPI切り替えボタン、本体左側面に2ボタンの計6ボタン。ボタン類は専用ユーティリティを使うことでそれぞれ好きな機能を割り当てられる。基本的には右手用のマウスとなる。

本体左右のラバー部分は独特な幾何学模様がデザインされている。マヤの遺跡でよく観られるようなデザインでパッケージには「Mayan-patterned rubber grips」とある。あまり意味の無いデザインと思いきや、わりと深めにミゾが掘られているため、意外と滑り止め効果が高く、好印象。マウス本体の厚みもあるため、つまみ持ちでもかぶせ持ちでも対応しやすい。

ホイールはカチカチとクリック感のあるもので、回転時の抵抗は割と強めな印象。ゲーム中に勝手に動いてしまうようなことはなさそうだが、日常での使用では好みが分かれるところかもしれない。

ASUSのゲーミングマウス「ROG Gladius P501-1A」
ASUSのゲーミングマウス「ROG Gladius P501-1A」

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発光ギミックを備える
発光ギミックを備える

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無発光状態
無発光状態

裏側
裏側

光学センサー部のアップ
光学センサー部のアップ

ホイールとDPIボタン
ホイールとDPI切り替えボタン

サイドスイッチは左側に2つ
サイドスイッチは左側に2つ

発光ギミックはホイール部、DPI切り替えボタン、ロゴ部分が赤く光るもので、ロゴは常時発光モードと、ゆっくり点灯と消灯を繰り返すモードの2種類から選ぶことが出来る。

光学性能は解像度が最大6,400dpi、トラッキング速度は200ips。50Gまでの加速に対応。ポーリングレートは最大2,000Hzまで対応するなどゲーム用途としては申し分が無い。

パッケージ
パッケージ

パッケージを開けたところ
パッケージを開けたところ

付属品
付属品

付属のケーブル。編み込みタイプ
付属のケーブル。編み込みタイプ

こちらも付属ケーブルで、一般的なタイプのケーブル
こちらも付属ケーブルで、一般的なタイプのケーブル

端子部分にはロゴがあしらわれている
端子部分にはロゴがあしらわれている

ケーブルを収納するポーチも付属
ケーブルを収納するポーチも付属

ケーブルを接続したところ
ケーブルを接続したところ

ケーブルは挿すとロックされるので、外すときはマウス底面のスイッチを押しながら外す
ケーブルは挿すとロックされるので、外すときはマウス底面のスイッチを押しながら外す

本製品用のユーティリティ「ROG Armoury」では、各ボタンのカスタマイズや分解能などを調整できる。ユーティリティは付属しないのでASUSの公式ページからダウンロードする必要がある。

標準では中央のDPIボタンで切り替えるようになっているDPIは2種類設定できる。DPI設定は3種類以上をトグルさせて使うマウスなどもあるが、本製品では設定数を増やすよりも素早く任意のモードへ切り替えることに重点を置いているようだ。

たとえば、通常時は一般的な速度で設定しておき、FPSなどのゲームでスナイパーモードを使用するときだけマウスポインタの速度を遅くして精度を向上させたい場合などにボタン一つで切り替え、すぐに元に戻す、という使い方ができる。3つ以上の設定をボタン一つでトグルさせてしまうと、元の設定に戻すまでに時間が余計に掛かってしまうので、ゲーミングマウスとしては正しい仕様ではないだろうか。

設定を変更するには「ROG Armoury」を使う
設定を変更するには「ROG Armoury」を使う

DPIの設定は2段階で可能
DPIの設定は2段階で可能

LEDの点灯パターンは常時点灯とゆっくり点滅の2種類から選べる
LEDの点灯パターンは常時点灯とゆっくり点滅の2種類から選べ、個別にオンオフも可能

●好みのスイッチに交換可能

冒頭でも述べたように、本製品の最大の特徴は、左右のクリックボタンのスイッチ部分に使われているパーツを日本製オムロンスイッチ「D2F-01F」に換装できることだ。本製品には「D2F-01F」が2個付属している。標準で搭載されているのは中国製のスイッチである「D2FC-F-7N(20M)」だ。

右が標準搭載の
右が標準搭載の中国製スイッチ「D2FC-F-7N(20M)」。左は日本製の「D2F-01F」

形状はほとんど同じ
形状はほとんど同じ

通常、このような換装を行う場合はハンダ付けされているスイッチを外して取り付ける必要があり非常に面倒だが、本製品ではあらかじめソケット化されているためハンダ付けの作業などは一切不要。ただし、スイッチを交換するためには両面テープで付けられたマウスのソールを剥がす作業は必要になる。ここはできればソールを剥がさずにネジだけ外せる仕組みにしてもらいたかったところだ。ソールの装着部分にはあらかじめ小さな段差が儲けられており、カッターなどを隙間に入れれば取り外し自体は比較的楽になっている。

実際に交換し、操作してみると、日本製スイッチのほうはやや固めでしっかりとしたクリック感であるのが印象的。中国製のほうはこれに比べると若干柔らかい印象をうけた。ただ、決して中国製のほうが劣っているというわけではなく、耐久性は両者とも2,000万回を謳っている。どちらが良いかは好みの問題だ。だからこそあえて交換式にしているのだろう。

また、手軽にスイッチが交換できるということは、将来スイッチがチャタリングなどを起こして故障した場合などに自分で交換ができるということだ。互換性のあるスイッチはASUSのホームページでも公開されており、Amazonなどでも取り扱っているので入手性は高い。マウスで一番故障しがちなのは左右のクリックボタンであると思われるので、このパーツをいつでも交換できるというのは安心だ。

・互換性のあるスイッチ
Omron D2Fシリーズ : D2F、D2F-F、D2F-01、D2F-01F
Omron D2FCシリーズ : D2FC-3M、D2FC-F-7N、D2FC-F-7N(10M)、D2FC-F-7N(20M)

ソールを外してねじ穴を露出させて分解する
ソールを外してねじ穴を露出させて分解する

上面のカバーを外した
上面のカバーを外した

基板のネジにはシールが貼られており、これ以上の分解は保証対象外になる
基板のネジにはシールが貼られており、これ以上の分解は保証対象外になる

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左側。サイドボタン用のスイッチがある

右側
右側

中国製スイッチが装備された標準の状態
中国製スイッチが装備された標準の状態

スイッチは簡単に引き抜ける
スイッチは簡単に引き抜ける

スイッチを外した後のソケット
スイッチを外した後のソケット

付属の日本製スイッチへ差し替えた
付属の日本製スイッチへ差し替えた

ハンダ付けされているわけではないので差し替え自体は簡単な作業だ
ハンダ付けされているわけではないので差し替え自体は簡単な作業だ

ちなみに上部カバーの裏側はこんな感じになっている
ちなみに上部カバーの裏側はこんな感じになっている

予備のソールも一式付属する
予備のソールも一式付属する

・製品情報
ROG Gladius P501-1A

・販売開始日

2015年2月14日(土)

・販売価格
9,980円(税込)

・ドスパラWEBサイト商品ページはこちら
ROG Gladius P501-1A

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