月も撮れる上海問屋のiPhone6/Plus用80X望遠レンズを試してみました

上海問屋から発売された「iPhone6/6 Plus用 80倍望遠レンズ(DN-12738)」は、iPhone 6/6 Plus用のカメラ部分に装着する高倍率望遠レンズだ。価格は27,999円(税込)。

本体サイズは全長38.5cm、直径(最大)8.6cmと、スマホに装着するタイプのレンズの中では飛び抜けて大型。一眼レフ用のレンズと比べても大きい方だろう。メタリックレッドのボディカラーと相まって見た目のインパクトは大きい。重量は約1,045gで、スマホ装着時の重心は完全にレンズ側になる。

上海問屋のiPhone6/Plus用80X望遠レンズ
上海問屋のiPhone6/Plus用80X望遠レンズ。付属の専用三脚を取り付けています

なかなか風格があります
なかなか風格があります

「80X」のロゴが誇らしげ
「80X」のロゴが誇らしげ


一見、伸び縮みしてズーム機能がありそうですがあくまで固定です

前玉(最前列のレンズ)は直径7cm近い大きさです
前玉(最前列のレンズ)は直径7cm近い大きさです

「大砲レンズ」とった感じで迫力満点です。これをもって屋外で撮影すれば周りの目をいろいろな意味で引きつけること間違いなしです
「大砲レンズ」といった感じで迫力満点です。これをもって屋外で撮影すれば周りの目をいろいろな意味で引きつけること間違いなしです

 

実際にレンズを取り付けるには、付属のレンズ装着ケースを使用する。製品にはiPhone 6/6 Plus用のケースが付属し、このケースにiPhoneをセットしてレンズにねじ込んで使用する。本体側は金属製だがケースは樹脂製であるためあまり強めにねじ込まないほうがよいだろう。

その他付属品として、専用のミニ三脚と、三脚取り付け用のマウントリングも付属する。レンズの焦点距離など詳細なスペックは不明だが、最短撮影距離は4mとなっている。

iPhoneの標準撮影画角に対して80倍ということで、レンズを装着すると手持ち撮影で被写体をとらえることは難しい。基本的には付属のミニ三脚を使いながらの撮影になるだろう。三脚は自由雲台付きになっており、自由度の高い角度調整が可能だ。なお、今回はiPhone 6 Plusが手近に無かったので試せなかったが、iPhone 6 Plusには光学式手ぶれ補正機能がついているので、手持ち撮影時には便利かもしれない。

付属のレンズ装着ケース。右からiPhone 6 Plus用、iPhone 6用。左は今回使用したiPhone 6です
付属のレンズ装着ケース。右からiPhone 6 Plus用、iPhone 6用。左は今回使用したiPhone 6です

ケースを装着したところ
ケースを装着したところ

インターフェイス類は普段どおり使えます
インターフェイス類は普段どおり使えます

レンズとの接続部分。レンズとはネジを合わせて接続しますが、ケースは樹脂性なので強く締めすぎると破損する可能性があるので注意しましょう
レンズとの接続部分。レンズとはネジを合わせて接続しますが、ケースは樹脂性なので強く締めすぎると破損する可能性があるので注意しましょう

ちなみにケースにはアップルロゴが見える用に穴が開いていますが、一応ここを押しながらケースを外すと簡単に着脱ができる、気がします(本来の用途かどうかはわかりません)
ちなみにケースにはアップルロゴが見えるように穴が開いていますが、一応ここを押しながらケースを外すと簡単に着脱ができる、気がします(本来の用途かどうかはわかりません)

レンズ側の取り付け部分
レンズ側の取り付け部分

付属のミニ三脚。キャップ付きです
付属のミニ三脚。キャップ付きです

畳んだところ。コンパクトです
畳んだところ。コンパクトです

カメラを乗せる「雲台」はボールジョイント風のいわゆる「自由雲台」です。側面のレバーを写真のように持ち上げることで自由に動かすことができ、レバーを戻すことで位置を固定します
カメラを乗せる「雲台」はボールジョイント風のいわゆる「自由雲台」です。側面のレバーを写真のように持ち上げることで自由に動かすことができ、レバーを戻すことで位置を固定します

雲台のキャップを外したところ。水準器もついています
雲台のキャップを外したところ。水準器もついています

レンズ先端にある黒いリング部分はフォーカスリングで、iPhone本体とは別にマニュアルでピントを合わせる必要がある。このため頻繁に動くもの、特に前後に移動するモノを撮影する用途には厳しいが、遠くの風景を切り取るなどの用途には問題なく使える。

黒銀のシマシマ部分はフォーカスリングです。ここを回転させてピントを合わせます
黒銀のシマシマ部分はフォーカスリングです。ここを回転させてピントを合わせます

フォーカスリングはやや堅めなのがすこし残念です
フォーカスリングはやや堅めなのでしっかりとレンズ本体を持って調整します

 

今回は作例として、遠くにあるもの、あまり動かないもの、ということで試しに月を撮影してみた。参考までに本製品を装着しない状態と、装着して月を撮影したサンプルを掲載する。撮影は付属の三脚ではなく市販の大型三脚を使い固定した。ただ、三脚に固定してもマウントリングの構造上、どうしても左右方向にぐらつくので、撮影時にはあらかじめ左右どちらかに寄せて固定し、撮影は3秒タイマーなどを使って、撮影時に直接iPhoneに触れないようにすればうまくいく。

付属のマウントリング
付属のマウントリング

マウントリングはネジ一カ所で固定するため残念ながらあまり安定性はよくありません。写真では右側の太い鏡筒贅に密着させれば安定しそうですが、三脚をつける際に干渉するので、写真のようにやや手前に付ける必要があります。欲を言えば太い鏡筒に密着しても三脚を装着できるデザインにするか、左右にもう1つずつネジを追加して安定性を向上させてもらいたいところです
マウントリングはネジ1カ所で固定するため残念ながらあまり安定性はよくありません。一見、右側の太い鏡筒に密着させれば安定しそうですが、三脚をつける際に干渉するので、写真のようにやや手前に付ける必要があります。欲を言えば太い鏡筒に密着しても三脚を装着できるデザインにするか、左右にもう1つずつネジを追加して安定性を向上させてもらいたいところです

 

実際に撮影したものをみると、なかなかの大きさで月を撮影できた。屋内からガラス越しでの撮影だったが月面のクレーターも確認でき、さすが80倍というところ。一眼レフカメラでここまでのサイズで撮影するのはそれなりの投資が必要になる。もちろん画質では一眼レフカメラにはかなわないが、一眼レフカメラのレンズに比べて数10分の1の価格で気軽に撮影を楽しむことができるのは大きなメリットと言える。

今回撮影した月の写真。ガラス越しで撮影しましたのでレンズの最大性能を引き出しているとは言えませんがご参考までに
今回撮影した月の写真。ガラス越しで撮影しましたのでレンズの最大性能を引き出しているとは言えませんがご参考までに

参考までに、素のiPhone6 で撮影するとこんな感じになります。月は点ですね
参考までに、素のiPhone6 で撮影するとこんな感じになります。月は点ですね

付属の三脚では高さが取れなかったので一眼レフカメラ用の三脚に固定して撮影しました
付属の三脚では高さが取れなかったので一眼レフカメラ用の三脚に固定して撮影しました

どうしてもマウントリングはグラつくので、左右どちらかにあらかじめ傾けておくとよいでしょう
どうしてもマウントリングはグラつくので、左右どちらかにあらかじめ傾けておきます

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iPhone6/6 Plus用 80倍望遠レンズ

レビュー / コラム

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