インテル、IoTのリファレンスモデルとなる「インテルIoTプラットフォーム」を発表

インテル株式会社は12月10日、エッジデバイスからデータセンターにわたるIoTのリファレンスモデル「インテルIoTプラットフォーム」や、今後のIoTなどについて発表を行った。

インテル株式会社 常務執行役員 ビジネスデベロップメント 平野浩介氏
登壇者のインテル株式会社 常務執行役員ビジネスデベロップメント平野浩介氏
IoT(モノのインターネット)とは、デバイスから送信されるデータを、データセンターでビックデータ等の処理を行い情報を価値に変え、それをエンドユーザーにサービスとして提供することで、様々な課題を解決していくというアプローチ方法。IoTの技術を使っていくことで、例えば電力消費量の削減や小売店の在庫精度の向上、CO2排出量の削減など様々な効果をあげる可能性があるという。しかし、現状のIoTは、セキュリティや信頼性といった課題や、独自のソリューション構築により汎用性がなく業界標準が無いといった解決すべき問題が多い。そこでインテルは、業界各社と提携しながら、ハードウェアやソフトウェアの提供、一貫したセキュリティのベースとなるものの構築を行うなど、IoTのリファレンスモデルを定義することでIoTの導入を簡素化し、促進を進めていくという。

関連する様々な価格が下がりIoTが促進している
関連する様々な価格が下がりIoTが促進している

IoT導入により消費電力削減、エネルギーの効率化といった可能性があるという
IoT導入により消費電力削減、エネルギーの効率化といった可能性があるという

インテルのIoTに対する基本理念 各社と提携しリファレンスを定義するという
インテルのIoTに対する基本理念
各社と提携しリファレンスを定義するという

■ インテルIoTプラットフォーム

インテルIoTプラットフォーム概念図
インテルIoTプラットフォーム概念図

「IoTの標準的な土台となるべく、様々なIoT応用分野に対して有効な共通項目のプラットフォームを提供する」とインテルIoTプラットフォームについて平野氏は述べ、ゲートウェイソリューションやクラウド・データセンターソリューション、セキュリティソリューションなど今後のロードマップについても発表した。

ロードマップ
ロードマップ

発表されたインテルIoTゲートウェイ製品
発表されたインテルIoTゲートウェイ製品

また、インテルIoTプラットフォームを構成する要素の一つである「インテルWind River Edge Management System」についても発表された。インテルWind River Edge Management Systemは、セキュリティレベルを保証した形でクラウドからデバイスの遠隔保守管理を行える製品。これにより一貫したセキュリティ管理が行えるという。

インテルWind River Edge Management System概念図
インテルWind River Edge Management System概念図

■ 将来のIoT

今後のIoTについて平野氏は「今は産業用のIoTでビジネスが先行しているが、コンシューマーマーケットにおけるIoTが今後広がっていく。モバイル機器はもちろん、車やビルマネジメント、ウェアラブルデバイスなど様々なものに対してIoTサービスが広がっていく」と述べ、IoT市場の成長については「「スケーラビリティの容易さ」「エコシステムパートナーとの連携」「データのマネタイズ」が重要になる」と述べた。

様々なIoTサービスが広がっていく
様々なIoTサービスが広がっていく

導入事例として様々な効果が出ていることが説明された
導入事例として様々な効果が出ていることが説明された

■ IoTの基本プラットフォームを提供していく

最後に平野氏は、「今後のIoTに向けた最新の技術ソリューション・共通部分といった、基本のプラットフォームをインテルは提供していく」と述べ、各社との提携を行いつつ、リファレンスとなるIoTプラットフォームの定義を進めることを強調した。

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・インテルプレスリリース

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