「フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェット」ができるまで-「でんぱ組.inc古川未鈴とアイデアプロトタイピング!」成果発表会 #MFT2014

オライリー・ジャパンが主催する個人によるものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo 2014」が、11月23日(日)~24日(月)の2日間、東京ビッグサイト西3ホールで行われた。23日には、ロボット雑誌・オーム社『ロボコンマガジン』で1年間、6回にわたって連載された「でんぱ組.inc古川未鈴とアイデアプロトタイピング!」の成果発表会が行われ、アイドルグループ「でんぱ組.inc」の古川未鈴(ふるかわ・みりん)さんも登場した。

成果発表会の様子
成果発表会の様子

「でんぱ組.inc古川未鈴とアイデアプロトタイピング!」は、古川未鈴さんが、もの作りのプロフェッショナル集団とコラボレーションしたワークショップ形式の連載。創刊15周年を迎えたオーム社「ロボコンマガジン」の記念企画の一つとして2014年1月号から行われた。

オーム社「ロボコンマガジン」で1年間連載された
オーム社「ロボコンマガジン」で1年間連載された

連載で製作された「フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェット」
連載で製作された「フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェット」

フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェットの内部構成
フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェットの内部構成

フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェットの製作風景
フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェットの製作風景

連載が開始されたのはロボコンマガジンの2014年1月号から
連載が開始されたのはロボコンマガジンの2014年1月号から

(C) オーム社/ロボコンマガジン(撮影:其田益成)

連載記事の中心だったkarakuri products代表で、東京大学 先端科学技術研究センター人間支援工学分野 特任研究員の松村礼央氏は「これまであまり語られてなかったアイデアの出し方や形にする方法を明らかにしておきたい」と考えて、実際にプロトタイピングを行うこの連載を立ち上げたと語った。

karakuri products代表/東京大学 先端科学技術研究センター人間支援工学分野 特任研究員 松村礼央氏
karakuri products代表/東京大学 先端科学技術研究センター人間支援工学分野 特任研究員 松村礼央氏

テーマは「生活をユカイにするスマートフォン・ガジェット」。成果発表会では他にも東大暦本研の佐藤彩夏氏、海内工業株式会社の海内美和氏、湊研太郎氏、株式会社ストラタシス・ジャパンの小林俊亮氏、東工大ロボット技術研究会の小川真史氏など参加関係者が並んだ。

左から海内工業株式会社 海内美和氏、東大暦本研 佐藤彩夏氏、でんぱ組.inc 古川未鈴さん
左から海内工業株式会社 海内美和氏、東大暦本研 佐藤彩夏氏、でんぱ組.inc 古川未鈴さん

左から東工大ロボット技術研究会 小川真史氏、株式会社ストラタシス・ジャパン 小林俊亮氏、海内工業株式会社 湊研太郎氏
左から東工大ロボット技術研究会 小川真史氏、株式会社ストラタシス・ジャパン 小林俊亮氏、海内工業株式会社 湊研太郎氏

実際のアイデアスケッチが紹介されたほか、Stratasysの3Dプリンタや海内工業での板金加工、CADでの基板設計などを経て実際に作ったプロトタイプが紹介された。

アイデアスケッチを描きながら何を作るか練っていった
アイデアスケッチを描きながら何を作るか練っていった

実際のアイデアスケッチもブースで展示
実際のアイデアスケッチもブースで展示

連載では、ユカイ工学株式会社が販売しているフィジカルコンピューティングツールキット「konashi」、中国SeeedStudio社の「GROVE」などを教材として「ハードウェアスケッチ」の手法を学び、どうやって機能を実現して作りあげていくかのイメージをまとめるといった段階を踏みながら、アイデアを具体化していったという。

板金加工も学んだ
板金加工も学んだ

そして最後に実際にアイデアプロトタイプを作った。最初は「食材を切るときに効果音が出る包丁」というものだったが、「でんぱ組.incの未鈴ちゃんのコンテンツを活かす」ことを考えて、古川未鈴さんの声を効果音として収録した。その結果、単に包丁以外でも振り下ろしたり、振る道具に使えるかも、とアイデアが新しく産まれていったという。

「食材を切るときに効果音が出る包丁」のアイデアスケッチ
「食材を切るときに効果音が出る包丁」のアイデアスケッチ

最終的に出来上がったのは「フリフリ★未鈴ギリッ!ガジェット」。動画でデモをご覧頂きたい。

https://www.youtube.com/watch?v=VZvFBbZOVhM

Text by 森山和道

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