ファナック、人と一緒に作業する「協調ロボット」を第27回日本国際工作機械見本市に出展

JIMTOF2014 第27回日本国際工作機械見本市」が10月30日(木)~11月4日(火)の日程で東京ビッグサイトにて行われた。その中でファナック株式会社は人と一緒に作業ができる「協調ロボット」を出展した。2014年4月に発表されたロボットだ。ファナックのロボットはコーポレートカラーである黄色で統一されているが、このロボットは緑色の柔らかな樹脂製カバーで覆われており、他のロボットとの違いがアピールされている。緑色は安全なイメージを表現しているという。

可搬重量は3kg。安全を二重にチェックする「DCS(デュアル・チェック・セイフティ)」機能によって、安全柵なしで人と接触しながら作業ができる。ロボットの動作中にはどこを触っても感度よく停止するという。ブースでは人と接触したら止まったり、人が手動で力を加えてロボットアームの先端位置を動かすことができるデモを来場者たちが実際に体験できた。

https://www.youtube.com/watch?v=61N_dEMt5H0
ファナック協調ロボット。ハンドガイドのボタンを押すとアーム先端を直接動かせる

実際に体験できた
実際に体験できた

実際に近くで見ると、従来の黄色いロボットの上に緑色のカバーを付けていることが分かる。今回出展されたものはプロトタイプであり、今後改良していくという。

緑のカバーの下に黄色い本体が見える
緑のカバーの下に黄色い本体が見える

このほか同社のブースでは、シミュレーションソフトで指定するだけで軌道を自動生成し各種センサーで修正する「知能化バリ取りロボット」、重なりあったワークでも見分けてピックアップする「バラ積みロボット」、世界最大1,350kg可搬の「大ロボット」とカメラやレーザーセンサーの組み合わせによる鋳物搬送作業などがデモされていた。

https://www.youtube.com/watch?v=AN76b2mGQeQ
ファナック「大ロボット」によるデモ。大型ロボットでも繊細な位置決めが可能

また、タブレット端末を使ってロボットを遠隔監視して状態把握し、故障診断・予知ができる「ゼロダウンタイム」機能や、タブレットを使ったティーチングペンダント「iPendant」等も出展されていた。

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タブレットやスマフォから遠隔保守できる「ゼロダウンタイム」機能
タブレットやスマフォから遠隔保守できる「ゼロダウンタイム」機能

タブレットを使ったティーチングペンダント「iPendant」
タブレットを使ったティーチングペンダント「iPendant」

Text by 森山和道

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