デジノスPCでインディーゲーム! 「爆笑パズル ルーブさんのおかしな発明」 Text by 石田賀津男

個人や小規模デベロッパーによって開発されたアイデア「インディーゲーム」を、ドスパラのグループ会社であるサードウェーブデジノスのPCでプレイしようという本企画。今回もインディーゲーム配信サイト「PLAYISM」にご協力いただき、パズルゲーム「爆笑パズル ルーブさんのおかしな発明」を試してみた。

■「ピタゴラ装置」を自分で作ろう!

「爆笑パズル ルーブさんのおかしな発明」は、アメリカの漫画家ルーブ・ゴールドバーグ氏が考案したヘンテコ装置を題材にしたパズルゲーム。素直に考えれば簡単にできることを、あえて複雑かつバカバカしい装置で実現しようというジョーク的な装置で、日本ではこれに影響を受けた「ピタゴラ装置」などが知られている。

ルーブさん(本作のタイトルに合わせてこう呼ばせていただく)はこういった装置を漫画として描いていたが、ゲームとなった「爆笑パズル ルーブさんのおかしな発明」は漫画の世界を3Dの動く空間として表現。プレイヤーが1つ1つパーツを組み上げていき、ルーブさんが漫画で描いた装置を作り上げ、うまく動いたらご喝采! というゲームになっている。

ゲームが始まると、そのステージの目的が示されつつ、いくつかのパーツや人物が配置されたフィールドと、画面下の道具箱に入ったパーツが表示される。動きの起点となるパーツは最初から置かれていて、その動きに続いて何かが起こるように他のパーツを配置していく。

ステージ1では、目覚ましと同時にオレンジジュースを作る装置を組み立てる
ステージ1では、目覚ましと同時にオレンジジュースを作る装置を組み立てる

しかし画面を一見しただけでは何の手がかりもなく、どこに何を配置していいのかさっぱりわからないことがほとんどだ。まずは各パーツをクリックして、それぞれの情報を確認していく。情報には攻略のヒントも含まれていて、「○○と××を組み合わせればいいのか」というのがおぼろげに見えてくる。

あとはそれぞれの情報を重ね合わせて、アレが動いたらコレが動いて……と順番になるようパーツを配置する。実際にどういう挙動になるかのテストは何度でも行えるので、とりあえず配置してみて考えるというのも手だ。結果、見事に目的を果たす装置が完成すればステージクリアとなる。

パーツをクリックすると説明が表示される。重要なヒントもあるので逃さず読もう
パーツをクリックすると説明が表示される。重要なヒントもあるので逃さず読もう

ヒントをもとに、パーツを設置する。間違えても何度でもやり直せるのでどんどん試そう
ヒントをもとに、パーツを設置する。間違えても何度でもやり直せるのでどんどん試そう

パーツ同士を結ぶヒモも使える。何かが動いた時に他のものを動かしたい時に使う
パーツ同士を結ぶヒモも使える。何かが動いた時に他のものを動かしたい時に使う

ステージクリアの方法は1つではない。例えば「雨が降ったら自動的に窓が閉まる装置」を作るステージでは、起点として「雨音に反応して跳ねるカエル」が配置されている。このカエルにヒモを付けて窓と繋げば、カエルが跳ねた勢いで窓が閉まる。これでもステージクリアにはなるのだが、得点は低い。用意された全てのパーツを使用してパーフェクトクリアを目指すのが本作の目的と言っていいだろう。

パーフェクトクリアを達成できると、ステージクリア後にルーブさんの描いた漫画とともに、装置の説明が流れる。自分が組み立てた装置をルーブさんが解説してくれている……という逆説的なイメージで不思議な達成感を味わえる。

後は同じ要領で、ステージを次々クリアしていくだけ。時間制限やアクション性はない頭脳派パズルゲームなので、じっくり腰を据えて頭をひねるのもよし。出来上がる突拍子もない装置をみんなで想像しながらワイワイ遊ぶのもよしだ。タイトルのとおり、プレイ中はずっと笑わせてくれる魅力的な作品になっている。

パーツを配置して、いざテストを開始
パーツを配置して、いざテストを開始

装置が次々と連携して……
装置が次々と連携して……

見事に目的達成……なのか? と首をかしげたくなるバカバカしい装置が完成
見事に目的達成……なのか? と首をかしげたくなるバカバカしい装置が完成

パーフェクトクリア後には、ルーブさんの漫画も見られる
パーフェクトクリア後には、ルーブさんの漫画も見られる

高得点を目指しつつ、ステージをクリアしていく
高得点を目指しつつ、ステージをクリアしていく

■3Dは使っているが、ローエンドPCでも大丈夫

本作のプレイに使用したPCは、CPUにCeleron G1620(2.7GHz、デュアルコア)を搭載する「Slim Knight GS Windows 8.1 モデル」。外付けGPUを搭載しないスリムPCで、特にゲーム向きのマシンというわけではない。詳しい性能については前回記事をご確認いただきたい。なお、ガレリアのスリムPC系現行モデルとしてはCeleron G1840搭載の「Slim Knight AH」がローエンドになるが、基本性能はSlim Knight GSよりも向上しているので問題なく動作すると思われる。

ゲームのビジュアルはイラスト風に見えるが、実際には3Dグラフィックスが使われている。そのため外付けGPUを持たないPCでは表示がもたついたりするのではないか、と思いつつプレイしてみた。

結果は拍子抜けするほど快適で、描画周りを含めプレイのもたつきは一切感じられなかった。数々の仕掛けが滑らかに連携し、ハチャメチャな装置が流れるように動くさまを存分に楽しめる。別のゲーミングPCでもプレイしてみたが、プレイ感に違いは見られなかったので、これで十分な性能があるということだろう。

実際のプレイの様子をキャプチャしたムービーも用意した。プレイの流れをよくわかっていただけると思うが、ステージ1つ分のネタバレがあるのでご注意いただきたい。

・プレイムービー
https://www.youtube.com/watch?v=9tXWo7CLeH4

■3Dゲームも物次第。動作環境や体験版を確認しよう

「爆笑パズル ルーブさんのおかしな発明」は3Dグラフィックスを使用するゲームではあるが、さほど負荷の高い処理をしていないようなので、内蔵GPUでも十分プレイが可能だった。PLAYISMの情報によると、動作環境はPentium 4 1.3GHz以上のCPU、メインメモリ1GB、256MBのビデオメモリを搭載したGPUとなっており、かなり古いPCでも動作しそうなのがわかる。

またインディーゲームでは無料の体験版が用意されていることが多い。まずはそちらをダウンロードして実際に試してみれば、ゲーム内容を把握できるだけでなく、どの程度の快適さでプレイできるのかも一目瞭然でわかる。

本作は残念ながら体験版がないのだが、動作環境を見ればさほど負荷の大きいゲームではないことがわかる。快適にプレイできるかどうかは、購入してみて確認するしかないが、本作は執筆時点で、価格が税込498円とかなりお安くなっている。市販のゲームソフトに比べて安価に購入できるものが多いのも、インディーゲームのいいところだ。

・PLAYISM
http://www.playism.jp/
・Electric Eggplant, Books, Apps, Emotional Intelligence
http://www.electriceggplant.com/
・爆笑パズル ルーブさんのおかしな発明(PLAYISM)
http://www.playism.jp/games/rube-works/
・ガレリア「Slim Knight AH」
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=2&tc=149&ft=&mc=4880&sn=0

Text by 石田賀津男

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