レノボジャパン、Core Mプロセッサ搭載でファンレス化した「ThinkPad Helix」などラインナップを一新

レノボジャパン株式会社は10日、同社製品ラインナップを一新し、2月11日より順次発売する。

リニューアルされたのは、着脱式ウルトラブック「ThinkPad Helix」、マルチモード・ウルトラブック「ThinkPad Yoga 12」のほか、ThinkPad X/T/L/Wシリーズの計6シリーズ。

シリーズ共通の変更点は、ユーザビリティの向上として一度タッチパネル化して物理的なキーが廃止されたFnキーが、企業のシステム管理者に不評であったため復活。また、ポインティングデバイスもタッチパッドとボタンが一体化したものから、やはりボタンはタッチパッドとは別にあった方がよいという要望に応え、独立したボタンを備える「ThinkPad クリックパッド」を新たに採用し操作性を向上させた。

また、ThinkPadの堅牢性を評価するための米国MIL Specテスト(810G)に、新たに外部での過酷な使用を考慮し、述べ7日間連続で太陽光を浴びせる「太陽放射」と、実験室、研究室などでの使用を考慮して、5種類のカビが増殖する部屋の中に28日間放置する「耐菌試験」の2つを追加し、合計10項目でのテストをパスしているという。

前モデルではタッチパネル化されていたFnキーが復活
前モデルではタッチパネル化されていたFnキーが復活

タッチパネルは左右独立したボタンが復活
タッチパネルは左右独立したボタンが復活

従来実施されていたMIL Specのテスト内容
従来実施されていたMIL Specのテスト内容

新たに2項目を追加した
新たに2項目を追加した

2in1タイプの「ThinkPad Helix」は、新たにインテルCore Mプロセッサを採用することで熱設計を見直しファンレスが可能になった。内蔵ストレージとしてPCI Express接続対応のSSDも搭載可能。

タブレット単体の厚みは前モデルの11.6mmから9.6mmへ薄型化、重量は約835gから約795gへと軽量化された。またインターフェイス類はタブレット部分にフルサイズのUSB 3.0インターフェイス、Micro SDカードスロットやMicro HDMIポートも搭載し、タブレット単体での利便性を向上した。

キーボードはウルトラブック・キーボードかウルトラブック・プロ キーボードのどちらかを選択可能。後者はThinkPadクリックパッドを搭載するほかバッテリも内蔵している。

バッテリ性能も向上し、タブレット本体のみで最大16時間(JEITA 1.1準拠)、ウルトラブック・プロ キーボード装着時には最大約19時間の駆動が可能になった。

液晶ディスプレイは解像度1,920×1,080ドット対応の11.6インチ10点マルチタッチIPS液晶ゴリラガラス。メモリは4~8GB、ストレージは128GB~256GB SATA SSDまたは512GB PCIe x4 SSDを搭載可能。OSはWindows8.1または8.1Pro。

本体サイズはタブレット単体時が301.1×192.5×9.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量約795g。ウルトラブック・キーボード装着時が301.1×215.7×25.4mm(同)、重量約1.4kg、ウルトラブック・プロ キーボード装着時が301.1×213.3×20.1mm(同)、重量約1.7kg。CPUや付属キーボードなどの構成が異なる3モデルが用意され価格は140,000~186,000円。

・ThinkPad Helixのニュースリリース
http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2015/02/0210-2.shtml

「ThinkPad Helix」
「ThinkPad Helix」

ウルトラブック・キーボードを外したところ
ウルトラブック・キーボードを外したところ

バッテリも搭載するウルトラブック・プロ キーボード
バッテリも搭載するウルトラブック・プロ キーボード

ウルトラブック・プロ キーボードにドッキングしたThinkPad Helix
ウルトラブック・プロ キーボードにドッキングしたThinkPad Helix

クラムシェルタイプと同様に使える
クラムシェルタイプと同様に使える

ThinkPad Helix用のプロテクターケース
ThinkPad Helix用のプロテクターケース

ラップトップモードやタブレットモードなど様々な形態で利用可能なマルチモード・ウルトラブック「ThinkPad Yoga 12」は、新たに第5世代インテルCoreプロセッサを搭載し、基本性能が向上し、バッテリ持続時間も約13時間に延びた。

液晶ディスプレイは1,080×900ドットまたは1,920×1,080ドット対応の12.5インチIPS液晶(10点マルチタッチ)を搭載。メモリは最大4GB、ストレージは500GB HDD(5,400rpm)+16GB SSD Rapid Drive。OSはWindows 8.1または8.1 ProのほかWindows 7へのダウングレードにも対応する。

本体サイズは316.6×221×18.8mm(同)、重量は約1.58kg。CPUや液晶パネル構成の異なる3モデルが用意され、価格は127,000円~153,000円。

ThinkPad Yoga 12のニュースリリース
http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2015/02/0210-3.shtml

「ThinkPad Yoga 12」
「ThinkPad Yoga 12」

さまざまな形態で利用可能なのが特徴
さまざまな形態で利用可能なのが特徴

ThinkPad X/T/L/Wシリーズは、いずれも第5世代インテルCoreプロセッサを採用して基本性能とバッテリ性能を向上させたほか、薄型軽量化と堅牢性を重視した製品となっている。

ThinkPad X/T/L/Wシリーズのニュースリリース
http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2015/02/0210-4.shtml

ThinkPad X250
ThinkPad X250

ThinkPad T450の試作機
ThinkPad T450の試作機

ThinkPad W550s
ThinkPad W550s

・NECPC米沢事業場でCTO生産受注開始

11日より、NECパーソナルコンピュータ株式会社米沢事業場(山形県米沢市)にて、ThinkPadシリーズのCTO生産を開始することも発表された。対象はレノボのオンラインショッピングサイト「レノボショッピング」で販売するカスタマイズモデルで、1月14日に発表された「ThinkPad X1 Carbon」と「ThinkPad X250」の2機種が対象となる。2月11日より受注を開始し、初期出荷は2月下旬を予定。2月下旬の出荷以降は最短5営業日で納品が可能になるという。

NECPC米沢事業場で500限定生産となるThinkPad X1 Carbon Japan Limited Edition
NECPC米沢事業場で500台限定生産となるThinkPad X1 Carbon Japan Limited Edition

参考出品されていた「ThinkPad Stack」。マグネットで積み重ねて使うことができる外部機器で、上から外部スピーカー、モバイルバッテリ、ストレージ、ネットワーク端末
参考出品されていた「ThinkPad Stack」。マグネットで積み重ねて使うことができる外部機器で、上から外部スピーカー、モバイルバッテリ、ストレージ、ネットワーク端末

個別に販売するかなども含めて現時点では未定
各ブロックごと個別に販売するかなども含めて現時点では未定

 

 

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