Windows MR対応ゴーグルは「SteamVR」を利用可能、Microsoftが発表

 2017年8月28日、Microsoftは公式ブログを更新し、Windows Mixed Reality(MR)対応ゴーグルに関する情報をアップデートした。

・Windows Mixed Reality holiday update
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2017/08/28/windows-mixed-reality-holiday-update/

 ブログでは、9月1日から6日にドイツのベルリン市で開かれるコンシューマーエレクトロニクスの見本市「IFA」でMixed Realityに関する発表をするとしている。それに先立ち、いくつかの情報を開示した。

 MR対応ゴーグルは今年の「ホリデーシーズン(12月頃から年始にかけての時期)」に発売する。最初の製品はHP、Lenovo、Dell、Acerの4社から登場するという。価格はモーションコントローラーとのセットで399米ドルからとなる。

 MRに対応するPCについても言及している。対応PCには「Windows Mixed Reality PCs」と「Windows Mixed Reality Ultra PCs」の2種類がある。前者はCPU内蔵のグラフィックス機能を使うPCで、このPCにつないた場合、ゴーグルはリフレッシュレート60Hzで動作する。後者は別途グラフィックスチップを搭載したパソコンで、この場合ゴーグルは90Hzで動作する。体験のレベルには差が生まれるものの、前者は499米ドルから購入できるとしている。

 そして、最も重要な発表がValveの「Steam」に対応するということだ。もう少し正確には、「Mixed Reality対応ゴーグルでSteamのコンテンツを実行できる」としている。

 言うまでもなく、Steamは「SteamVR」というVRプラットフォームを持っている。つまり、Steam上にあるVRコンテンツを利用できる可能性がある。もっとも、既存のコンテンツはHTCの「VIVE」やOculusの「Rift」を想定して作られている。MRゴーグルでどれだけのコンテンツが利用できるのかはまだ分からない。しかし、SteamVRが利用できるとなれば、コンテンツ量に関しての心配はほぼなくなったと言ってよいだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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