AppleとSamsungがハンドトラッキングに関わる特許を申請、将来の製品に搭載予定か

 AR、VRにおいて、入力方法はいつも重要な課題の一つだ。モーションコントローラーは一つの答えだが、手そのものを使ったジェスチャー入力も様々なメーカーが研究を進めている。2017年6月29日、海外ニュースサイトの「UploadVR」がAppleとSamsung Electronicsがハンドトラッキングに関する特許を申請したと報じた。

・Samsung Filed A Patent For Magnetic VR Hand Controllers
https://uploadvr.com/samsung-filed-patent-magnetic-vr-hand-controllers/

・Apple Patent Reveals Gesture Recognition System Using Depth Sensing
https://uploadvr.com/apple-patent-reveals-gesture-recognition-system-using-depth-sensing/

 同じハンドトラッキングへのアプローチだが、両社の手法は異なっている。Samsung Electronicsは磁界を使って手の位置情報を得て、VRに反映させるというもの。冒頭の図は特許の書類にある使用イメージだ。手に磁界を発生させるコントローラーを装着し、ゴーグル側で読み取る仕組みのようだ。

 一方、Appleの申請した特許は、奥行きを検知する3Dカメラだ。映した物体の3次元情報(位置情報)を取得できるため、動きの検知もできる。Appleは特許の書類の文章に「ビデオゲームにも応用できるだろう」と記載しており、VRとは明記していないもののゲーム分野で使うことは意識している。

 いずれもまだ特許が認められた状態に過ぎず、実際に製品化されるかも分からない。しかし、ハンドトラッキングを利用するための技術の研究は進んでいることが分かる。どのような形で結実するのか、今から楽しみだ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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