Googleの新型「Daydream」、価格は「VIVE」や「Rift」と同程度か

 2017年5月17日、Googleは自身の主催する開発者向けイベント「Google I/O 2017」で一体型VRゴーグルとなる新型の「Daydream」を発表した。その後のプレスミーティングで、おおまかな価格帯にも言及した。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・Daydream Standalone Headsets to be Priced Similar to Rift and Vive
http://www.roadtovr.com/daydream-standalone-headsets-priced-similar-pc-vr-headsets/

 新型のDaydreamの価格は、HTCの「VIVE」やOculusの「Rift」と近いものになるという。つまり、8~10万円だ。実際の価格は販売するパートナー企業(現時点ではHTCとLenovo)によって異なる。前世代のゴーグル「Daydream View」が79米ドルだったことを考えると、ずいぶん高くなってしまったと感じる人もいるかもしれない。ただ、新型は旧モデルからほとんど別ものになっている。

 新型Daydreamは、利用するのにスマートフォンやPCの不要な一体型のVRゴーグルだ。スマートフォンを取り付けて使用するDaydream Viewとは内蔵しているパーツがまったく違う。VRゴーグルが対応スマートフォンを内蔵していると考えると分かりやすいだろう。

 VRに対応できるスマートフォンはハイエンドの機種であり、価格は10万円を超えることもある。それと同等のSoCを内蔵しており、これまでにない位置トラッキングまで搭載していることを考えれば、8~10万円という価格は妥当とも考えられる。

 搭載するSoCはQualcommの「Snapdragon 835」だと「UploadVR」が報じている。ソニーの「Xperia XZ Premium」、Samsung Electronicsの「Galaxy S8」といった最新のハイエンドスマートフォンと同じだ。

・Google’s Standalone Headsets Use Snapdragon 835 VR Platform
https://uploadvr.com/googles-standalone-headsets-use-snapdragon-835-vr-platform/

 VIVEやRiftは高性能なPCが別途必要になることから、導入のためのトータルコストで見れば新型Daydreamの方が安い。製品単体で動作することから、分かりやすさの面でもメリットがある。ただ、8万円からという価格は気軽に購入できるものではなく、どこまで受け入れられるかは未知数だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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