LenovoのHoloLens互換ゴーグルの価格がリーク、399ドルで8月に登場か

 先日、LenovoのHoloLens互換ゴーグルが8月に登場する可能性があることを紹介した。公式発表ではないものの、今度は価格まで含めた情報のリークがあった。海外ニュースサイトの「UploadVR」が報じた。

・Lenovo’s Windows MR Headset Arrives In August For $399 Says Insider Member
https://uploadvr.com/lenovos-windows-mr-headset-arrives-august-399/

 Lenovoは「Lenovo INsiders program」という取り組みを行っている。参加すると同社製品の情報にいち早く触れられるという、ソーシャル向けの広報活動だ。今回のリーク情報は、このプログラムに参加しているRoss McDougall氏がTwitterで発言したもの。ちなみに、UploadVRがLenovoに事実か確認したところ、「回答できない」という返答だったという。

【4月27日追記】発信元のツイートが削除されたたため当記事でもリンクを削除しました

 ツイートでは、Lenovoのゴーグルが2017年8月に登場し、価格が399米ドルであると紹介している。他にも画面解像度が1440×1440ドット(が2枚)であること、重量が380gであること、2基のカメラを内蔵していることにも言及している。

 興味深いのは、CPUのみだがPCの最小スペックにも触れている点。Core i5で内蔵グラフィックがHD Graphics 620としており、これに該当するのはノートPC向けの第7(Kaby lake)世代のCPUだ。処理性能の面だけで設定されたものであれば、それ以前の世代のCPUでも動作する可能性がある。しかしHD Graphics 620の世代で追加されたグラフィック関連の機能が理由で設定されている可能性もある。その場合、最新世代のPCしかサポートされないことになり、気軽に試すには高いハードルが残ってしまう。発売までにはクリアにしてほしい点だ。

 後発だけにコンテンツの量も気になる。ただ、Lenovoは1月に開催された「CES 2017」でVR非対応のコンテンツをVR内で利用可能にする「Lenovo Entertainment Hub」を発表しており、同社のHoloLens互換ゴーグルにも対応させるようだ。

 HoloLens互換ゴーグルは、トラッキングに内蔵カメラを利用する「inside-out」方式のため外部センサーが不要、ハンドジェスチャーで操作するためコントローラーも不要と、必要な周辺機器が少ないのも特徴だ。

 Lenovoのゴーグルにどんな付属品が付くのかは不明だが、ゴーグルとケーブルだけのパッケージという可能性もある。前回も紹介した下記記事では、Lenovo自身はモーションコントローラーを開発していないとしている。

・This is Lenovo’s Windows Holographic VR headset
http://www.theverge.com/ces/2017/1/2/14150054/lenovo-vr-headset-windows-holographic

 プラットフォームは異なるものの、Oculusの「Rift」と「Touch」のセットは598米ドル(7万6600円)、Rift単体では499米ドル(6万3800円)で販売されていることを考えると、399米ドルという価格はあまり割安に感じないかもしれない。しかし、マイクロソフトの販売する「HoloLens」は(仕様が全く異なるものの)3000米ドル(33万3800円)と非常に高価。同社のMixed Realityを体験してみたい人にとっては待ち遠しい製品になるのではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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