HTCの「VIVE」、ベースステーションもマイナーチェンジで変わっていた

 先日、HTCの「VIVE」がマイナーチェンジでVRゴーグルの重量を15%軽くしていたことを紹介した。これを報じた海外ニュースサイトの「Road to VR」が、「ベースステーション」にもアップデートがあったと報じている。

・Latest HTC Vives Are Shipping with Tweaked Base Stations, Redesigned Packaging
http://www.roadtovr.com/latest-vive-shipping-with-tweaked-base-stations-redesigned-packaging/

 VIVEのシステムは、VRゴーグルのセンサーが赤外線を検知することで位置トラッキングを行っている。その赤外線を照射するのがベースステーションだ。初期型のベースステーションは赤外線LEDを15個搭載している。ところが、新しいベースステーションは9個とかなり数が減っている。

 減っているとなると性能への影響が気になるが、どれだけの距離までトラッキングできるか実験したところ、新モデルの方が30cmほど遠くまで認識したという。ただし記事では「厳密なテストではないし、差も小さい」としている。少しの環境差で埋もれてしまう程度の違いでしかないため、新モデルにわざわざ買い換える意味はないだろうと結論付けている。

 そもそも、性能が変わるのであれば新しいモデルとして発表するだろう。ほとんど変わらないからこそマイナーアップデートに留めたのだと思われる。部品の数が減ったことによりコスト削減はできているだろう。こうした細かな改善の積み重ねは製品の価格改定にもつながるだろうし、歓迎すべきことだ。

 ちなみに、最新のVIVEはパッケージも新しくなっているという。収納方法を工夫して緩衝材を減らし、全体が少し小さくなっている。また持ち運びしやすいよう取っ手も付いた。VIVEのセット一式を頻繁に持ち運びする人は少ないだろうが、こうした細かい点まで気が回るようになったというのは、製品として成熟してきた証ではないだろうか。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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