4K、3Dの360度動画に対応したポータブルカメラがIndiegogoに登場、ストリーミング配信も可能

 2017年2月28日、中国、上海のベンチャー企業Hubblo Technologyはクラウドファンディングサービスの「Indiegogo」で資金調達を開始した。製品は360度カメラの「PX6」。1月に開催されたイベント「CES 2017」にも出展していた。

・360 3D 4K VR Broadcasting Platform
https://www.indiegogo.com/projects/360-3d-4k-vr-broadcasting-platform-camera#/

 PX6は4K解像度(3840×2160ドット)の360度動画の録画と配信ができるカメラ。バッテリでも動作し、持ち運びができる。上から見ると三角形になっており、三辺に魚眼レンズを2個ずつ搭載している。映像は自動的に結合して1本の動画として記録される。3D動画の記録も可能だ。

 「VR動画を簡単に記録、配信する」ということをコンセプトにしており、ネットワークに接続していれば、アプリを起動し再生ボタンを押すだけで配信を始められる。

 32GBのストレージを内蔵し、microSDカードスロットも備える。最大128GBのmicroSDカードに対応する。3Dの360度動画は4K解像度の30fps、ビットレート30Mbpsで記録できる。4.5時間の録画データがおよそ64GBになるという。ストリーミング配信する場合はH.264でリアルタイムエンコードし、15Mbpsを最適な設定としている。低速な回線向けに2160×2106ドットのモードも用意している。360度写真の撮影も可能だ。

 IEEE 802.11n/acに対応する無線LANとBluetoothを搭載している。電源はACアダプターを使用するほか、内蔵するバッテリも利用可能。バッテリの容量は4000mA/hで、1時間動作する。外形寸法は幅103×奥行き103×高さ124mm。重量は約800g。

 ファンディングの目標額は5万米ドル。未達成でも資金を受け取れる「flexible goal」の設定だ。ただ、達成するかに関わらず製品化するつもりのようで、希望小売価格も設定している。999米ドルの支援でPX6を1台受け取れる。希望小売価格は1329米ドルなので、約25%の割り引きとなっている。出荷予定は7月だ。「米国、欧州、アジアの多くの地域への出荷に対応している」としているが、日本へ出荷可能かは明記されていない。また無線機能を備えているが、日本の技適を取得しているかは不明だ。

 日本円に換算すると約11万円と高価ではあるものの、360度カメラで4K解像度、3D、ストリーミング対応と多機能で持ち運びも可能、使い方も簡単と魅力の多い製品だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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