「Tracker」には認定制度ができる見通し、購入前に互換性の確認ができる

 HTCは2017年1月上旬に開催された「CES 2017」において、VR非対応の物にトラッキング機能を付与するアクセサリー「Tracker」を発表した。どんな物でも仮想世界に持ち込めるという触れ込みだが、製品化されるまで分からない部分も多い。

 TrackerにはHTCの認定制度が導入されるようだ。ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

・HTC Plans to Certify Accessories Approved for Use with Vive Tracker
http://www.roadtovr.com/htc-plans-to-certify-accessories-approved-for-use-with-vive-tracker/

 Trackerは、立場によって持っている意味合いが少し異なる。ユーザーにとっては身近な物をVRコントローラーとして使えるようにするアクセサリーだ。周辺機器メーカーにとっては、Trackerにトラッキング機能を任せることで開発コストを抑えられ、機器の本体価格も抑えられる。今回の認定制度は周辺機器メーカーが取得し、「VIVE」との互換性を示すものだ。

 認定制度の内容は現時点で不明だが、筆者のBen Lang氏はある程度の予想をしている。1点目はTrackerの取り付け機構がしっかりしているか。固定が甘いと、使用中に外れてしまうおそれがある。2点目は、機器との接続端子を仕様通り使っているかだ。Trackerは底面に専用の接続端子を備えており、コントローラーのボタン入力などもTracker経由で認識させられる。仕様に沿って設計されていないと、互換性の問題を起こす可能性がある。

 Ben氏は「これは認定の本来の目的を超える要望かもしれないが」としつつ「認定を受けた機器は、その3Dモデルを誰でもダウンロードできる形で提供してほしい」と続けた。ガンシューティングゲームで銃の選択肢を増やすことにつながるし、消防隊のホースなどニッチな機器も扱いやすくなるからだ。

 Trackerは2017年の第2四半期に登場予定。具体的な認定プログラムの内容もそのタイミングで明かされるという。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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