カメラを使わないハンドトラッキングコントローラーがCESに登場予定

 2017年1月5日から8日の日程で、米国のネバダ州、ラスベガスで技術・製品の見本市「CES 2017」が開催される。最新の製品や技術が発表される、注目度の高いイベントだ。

 今年はVR関連の製品が多く登場すると見られる。今回紹介するのはFinchというベンチャー企業のVR向けモーションコントローラー「Shift」だ。情報系ブログの「GeekDad」がSEC 2017に出品すると報じた。

・CES Preview: Finch Brings VR Control to the People
https://geekdad.com/2016/12/ces-preview-finch/

 Shiftは上腕と手にセンサーを付けることで動きを検知し、ジェスチャーによる入力を可能にするデバイス。手には親指と人差指、中指にセンサーを取り付ける。カメラを使わずに手の動きをトラッキングできるのがユニークだ。動きの情報はBluetoothで送信する。カメラを使わないため、PCだけでなくスマートフォンのVRでも利用できる。VR以外での活用も可能だとしており、同社のWebサイトではドローンを操縦しているイメージ写真が掲載されている。

 手と腕の動きをそのまま反映させられるため、ボタンに手を伸ばして押す、弓を引くといった動作もできる。VRだけでなくARにも相性の良さそうなデバイスだ。

 Webサイトでは開発者向けキット「DK1」の予約が始まっている。価格は238ドル。キットのセンサーユニットの仕様は、遅延が7.5ms、トラッキング精度が0.1度、ジェスチャー認識率が95%、センサーのデータレートが100Hz、バッテリ持続時間は10時間、重量は75gとなっている。GeekDadによると、製品版は49ドルで、2017年後半に登場する予定だ。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

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