Muvluv × HTC Vive 体験会【イベントレポート】

「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界を、話題のVRヘッドセット「Vive」で体験!

「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界を、話題のVRヘッドセット「Vive」で体験!

VRヘッドセット「Vive」で「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界を体験できるイベント「Muvluv x HTC Vive 体験会」が、4月3日、ベルサール秋葉原にて開催された。

「Vive」は、スマートフォンなどを手掛ける台湾のHTCが開発するVRヘッドセット。
オンラインゲーミングプラットフォーム「Steam」を運営するValveと提携し、「SteamVR」と呼ばれるVRプラットフォームに対応する。
開発環境は「OpenVR SDK」として公開されており、様々なVRアプリケーションに対応できるのが魅力だ。
ハードウェア的には、装着した人の位置情報を部屋全体で認識できるトラッキングシステムが特徴となっている。

■HTC Viveの「HMD」(ヘッドマウントディスプレイ)。これだけだと音声は聞けないので別途ヘッドフォンを装着する

■Viveに付属する「BaseStation」。これを対角線上に配置することで、その内側の空間をViveが認識し、人の位置情報をゲームに取り込むことができる

■Viveのコントローラ。2つ付属し、両手で一つずつ握って使用する


「マブラヴ」は、美少女ゲームブランドのアージュが2003年に発売したアドベンチャーゲーム。
2006年には続編の「マブラヴ オルタネイティヴ」が発売され、その後家庭用ゲーム機にも移植されている。またこの両タイトルの海外対応のためクラウドファンディングを行ったところ、目標金額の約5倍となる125万ドル超の資金が集まったことでも話題になった。

今回のイベントは、アージュと株式会社デジカ、株式会社イクストルが共同で主催。
ゲームエンジンにUnreal Engine 4を使い、1カ月という短期間で作られたVRデモとなっている。
デモの内容は、「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界を体験するというもので、プレイヤーは地球外生命体「BETA」との戦いの中に放り込まれる。

まず最初に「Vive」のヘッドセットをかぶるようにして装着する。「Vive」のゴーグル部分は目の周りの空間が広めなので、眼鏡をかけたままでも快適に装着できた。
続いてサウンドを聞くためのヘッドフォンを装着。そして未来的なピストルのような形をした「Steam VRコントローラー」を両手に1つずつ持つ。

HMDをかぶったところ。眼鏡をかけていても装着可能だ

HMDを装着し、両手にコントローラを握って操作をする

Viveはプレイヤーがいる空間を認識しているので、プレイヤーが歩いたりしゃがんだりすると、画面もそれに合わせてしっかりとついてくる

コントローラはゲーム画面内にも表示される。片方が銃、片方は移動用として使う

コントローラには多数のボタンがあるが今回のコンテンツでは人差し指のあたりにあるトリガーのみを使うのでシンプルだ


デモは小さな部屋の中からスタートする。

数歩で端まで行けてしまう程度の部屋だが、この中を実際に歩き回ることができる。
周りを見渡したり、ゆっくりしゃがんだりしてみても、ヘッドセットの映像は違和感なく追従してくる。
「Vive」の広いトラッキングシステムを存分に体験できるシーンだ。

次はドアに向けて右手のコントローラーを向ける。
空間に銃が浮かぶので、トリガーを引いてドアを撃とう。ドアが開くと、その先に青く光る地点があるので、今度は左手のコントローラーで撃つ。
こちらはヘッドセット上でも「Steam VRコントローラー」そのものの形で描かれている。
うまく狙って撃てるとワープし、次のデモシーンへと移る。

2つ目のシーンは、雪原で迫りくる「BETA」と戦う。

銃を向けてトリガーを引き、ある程度攻撃を当てると倒すことができる。
ここは「Steam VRコントローラー」の体験シーンという風情で、体験者が掴んでいる「Steam VRコントローラー」と、ヘッドセットの映像で見える銃の動きが、忠実にリンクしている。
初体験にも関わらず、銃で狙い撃つという動きに何の違和感もない。実に直感的なゲームプレイが実現できることがわかるはずだ。

ある程度バトルをしたら、左手のワープ装置を使って移動していく。その先にある防空壕まで移動すると、最後のシーンへと移行する。


2つ目のシーンでは持っている銃で「BETA」と実際に戦うことができる。液晶ディスプレイで見ると、よくあるゲームの一画面のように見えるが、実際にViveで「BETA」を目の当たりにすると、その大きさと迫力で思わず仰け反ってしまう人も多い

■2つ目のシーンでは持っている銃で「BETA」と実際に戦うことができる。液晶ディスプレイで見ると、よくあるゲームの一画面のように見えるが、実際にViveで「BETA」を目の当たりにすると、その大きさと迫力で思わず仰け反ってしまう人も多い


3つ目のシーンは、基本的に見るだけの内容となっている。

雪原にぽつんと取り残されたような状況で、遠くから大量の「BETA」が襲撃してくる。
迫りくる「BETA」達に成す術もないか……と思いきや、どこからともなく人型兵器である戦術機「不知火・弐型」が飛来して、危機一髪の状況から救い出してくれる。
頭上をかすめるように飛んでいき、派手なアクションを繰り広げる「不知火・弐型」を、臨場感溢れる映像で楽しめる。

最後のシーンでは地平線の彼方からBETAの大群が押し寄せる。プレイヤーはたった一人で塹壕に放り込まれ、唯一の頼みである銃もジャムってしまい使えない状態に

そこへ戦術機「不知火・弐型」が飛来し、BETAを一網打尽! 派手に飛び回る戦術機のアクションが楽しめる

プレイヤーを助けてくれた「不知火・弐型」。戦闘が終わるとプレイヤーの後ろに仁王立ちしてくれるので、下から見上げることができる。液晶ディスプレイでは味わえない迫力だ


デモはこれで終了となる。
「Vive」のトラッキングシステム、コントローラー、VR映像という特徴的な部分を、短時間で一通り体験できるという内容になっている。

「Vive」って何だろう、VRってどんなものだろうと思っている方は、このデモを触れば様々な角度から理解できるはずだ。なお、このデモは内容を考慮し、体験できるのは15歳以上に限定されている。

「Vive」は4月5日から順次発送が始まっている。
4月12日時点では、価格は送料込みで1,069ドルで、6月中に発送される予定となっている。
会場では、AMDのハイエンドビデオカード「Radeon R9 Fury X」を搭載したデジノスPCを使用しており、快適なデモ環境が実現されていた。

このデモは今後、各地で体験が可能になる。
5月8日まではドスパラ秋葉原本店で常時体験可能なほか、4月16日(土)~4月20日(水)まではドスパラ名古屋・大須店、4月23日(土)~4月26日(火)は、ドスパラ大阪・なんば店でも体験可能だ。さらに4月29日(金)~5月8日(日)のゴールデンウィーク期間は、ドスパラ秋葉原本店に加えてGALLERIA Loungeでも体験できる。

「Vive」を体験するには最適な環境なので、ぜひお気軽に参加していただきたい。

4月3日(日)に行われたMuvluv x HTC Vive 体験会の入場を待つ人たちの列。雨にもかかわらず多くのMuvluvファンが集まった

体験会場ではブースをパーティションで区切ってViveが認識する空間を分けていた


Muvluv × HTC Vive 体験会HTC Vive

 

 

Reported by 石田賀津男

 


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