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高橋敏也のドスパラパラパラ

いろいろ迷ったらコレ!
「自作セット パーツの犬モデル 003」

 不肖・高橋、巷では改造バカなどと呼ばれていますが、その中身はというと「どこにでもいる自作パソコン好きのおっさん」だったりします。そんなおっさんが故あってドスパラさんの「自作セット」を組み立てることになりました。そうなんです、ドスパラさんの自作セットというのは「自作パソコン用のパーツ」のセット。買ったお客さんが自分で組み立てを行い、パソコンとして仕上げるものなのです。

そんなドスパラさんの自作セットから、私が選んだのは「パーツの犬モデル 003」でした。ちなみに「パーツの犬」というのは、ドスパラさんのサイトにあるコンテンツの一つで、主に自作パーツの紹介やレビューを行っています。その「パーツの犬」のスタッフさんが監修した自作セット、それが「パーツの犬モデル 003」という訳です。

 ではなぜ私が「パーツの犬モデル 003」を選んだのか? そして実際に組み立てた感想、使ってみた印象はどうか? 簡単にまとめてみました。

自作セット パーツの犬モデル 003
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_set.php?camp=843&lf=2

自作パソコン組立て動画公開

パーツの犬モデル 003のスペック

 さて、まずは「パーツの犬モデル 003(以下、モデル003)」のスペックから見ていきましょう。こういう自作セットは、パーツのスペックを見ると監修者の意図が見えてくるものです。というか、その意図を想像するのも楽しみの一つです。

パーツの犬モデル 003 スペック表
マザーボード:ASRock Z97 Extreme4
CPU:Core i7 4790K
メモリ:8GB
HDD:2TB 7200回転
VGA:Palit GeForce GTX 970 JETSTREAM OC
電源:XTR P1-650B-BEFX(80PLUS GOLD)
ケース:ENERMAX COENUS
増設ファン:ENERMAX T.B.Silence UCTB12P
OS:Windows 8.1 Update 64bit (DSP)
※OSはWindows 7 Home Premium 64bit版に変更可能(在庫限り)。

モデル003のスペック表を見て私が感じるのは「基本ハイスペック、アップグレードの余地を残したパソコン」ということです。CPUは充分に高速なLGA1150、コードネームDevil's CanyonことCore i7 4790K。4コア8スレッド、動作周波数は4GHz、このスピードで不満を感じることはまず無いでしょう。しかも「K」型番ですから、オーバークロックにチャレンジすることもできます。

 実はこのオーバークロックというのも、モデル003にとって興味深いキーワードになっています。メモリのスペック、そして付属するシリコングリスがその証拠です。まずメモリですがG.SKILLのPC3-17000、これはもうあからさまにオーバークロック向けの高速メモリですね。さらにセットのシリコングリスは「ナノダイアモンドグリス」、いわゆる高性能グリスというやつです。CPUクーラーに関してはセットに含まれていませんが、「パーツの犬」のモデル003紹介で「OCしたい人は自分で選びたいと思って」とありました。確かにその通り! オーバークロックにチャレンジするぐらいのスキルがある人なら、CPUクーラーに関しては好みというか、方向性を持っている可能性が高い。なのでCPUクーラーは「自由に選んでください」ということですね。

 ちなみにオーバークロックは保証対象外であり、自己責任ですから念のため。まあ、日常的に利用するパソコンなら、優秀な空冷CPUクーラーを組み合わせて無理のないところ、例えば4.5GHzあたりが狙い目だと思います。「パーツの犬」でも「MAXで5GHzまでを前提」と書いていますから、それ以下でチャレンジしておくのが無難でしょう。日常的に使うパソコンのオーバークロックは「無理をしない」が基本ですから。 

 そのほかのスペック、パーツ構成で気になるのはビデオカードとストレージでしょう。ビデオカードはPalitのGeForce GTX 970 4GB JETSTREAM OCが用意され、ストレージはSeagateの2TバイトHDDとなっています。GeForce GTX 970なら話題の4K画面でゲームソフトを楽しむこともできる上に省電力、やはりモデル003がハイエンド志向だということが分かります。一方、2TバイトのHDDがストレージというのは、ハイエンド志向ではないと思うのだけど・・・。いや、考えてみれば現時点におけるSSDはその進化スピードが驚くほど速く、次から次へと新製品が登場しています。ならばストレージに関してはベーシックな状態でユーザーに引き渡し、ユーザーが好みに応じてアップグレードするのが合理的です。CPUクーラーに関してもそうですが、こうした自由度の高さは自作パソコンならではと言えるでしょう。

モデル003を組んでみて

 さて、私は実際にモデル003を組み立ててみた訳ですが、しっかり楽しませてもらいました。その過程はムービーとして、すでにアップされていると思いますので、気になった方はぜひ見てやってください。

ムービーのために解説しながらの組み立てとなりましたが、それでも所用時間は3時間ほど。黙々と作業すれば1時間以内で組み上げられたと思います。ちなみにCPUクーラーだけはセット以外のもの、ENERMAXのETS-T40-TBを使いました。これはパーツの犬で推奨しているCPUクーラーです。

 ドスパラの人に「このセットを組み立てる際に、何か注意すべき点があったら書いてください」と言われたのですが、基本的に無かったです。セットの本体ケースであるENERMAXのCOENUS(コイノス)も扱いやすく、変則的な作業はありません。もし注意するとしたらそれは、モデル003の場合、電動ファンが1基セットに含まれています。もちろんどこに取り付けてもいいのですが、やはりこれはCPUクーラーの熱を逃がす位置に取り付けるのが正解でしょう。そして取り付ける際は、本体ケース内部から外部へ空気を逃がす方向で取り付けてください。結構逆に取り付けてしまう場合があるので、ここは注意した方がいいでしょう。

 さらに電動ファンがらみで言うと、CPUクーラーは電動ファンが本体ケース前方から後方へ空気を送るように取り付けます。電動ファンがCPUクーラーのヒートシンクに風を送り、ヒートシンクの熱を後方に逃がします。そしてその熱がこもった空気を、追加で取り付けた電動ファンが本体ケースの外へ逃がすという仕組みです。

 そのほかでいうと、私自身はやらなかったのですが、ぜひ「裏配線」にチャレンジしてみてください。「裏配線」というのはマザーボードを取り付けるプレート、マザーボードベースの裏を通して配線する方法です。メリットとしては本体ケース内部の配線がスッキリする、本体ケース内部の通気が良くなるといったことが考えられます。まあ、ぶっちゃけた話、内部の見栄えが良くなるというのが最大のメリットなんですが。無理のない範囲でぜひ、「裏配線」にチャレンジしてみてください。ENERMAXのCOENUSには、そのスペースが充分にありますから。

個人的に好みなモデル003

 私が普段、主に使っているパソコンはもちろん「自作パソコン」です。そしてそのメインパソコンは基本的にハイエンド志向、究極とまでは行きませんが、いわゆる重いゲームも快適にプレイできますし、4Kムービーの編集もサクサク行えます。ですがパソコンを使う主な目的、私の場合は原稿執筆となりますが、その目的にはオーバースペックなのです。もっとシンプルに、コストパフォーマンス良く組むこともできるのですが、どうしてもハイスペックになってしまうのです。

 そう、私は基本的に「何でもできる」ことをパソコンに求めます。原稿執筆がスムーズに進むことはもちろんですが、重たいゲームもプレイしたいし、ムービー編集もサクサクやりたい訳です。1台のパソコンで! そうなるとどうしてもハイエンド系の自作パソコンが出来上がってしまいます。

 そしてモデル003を組み立て、実際に使ってみて感じたのは、私のハイエンド志向にかなり近いということです。そう、このモデル003は「何でもできるパソコン」の、いいベースモデルとなってくれるのです。CPUとメモリは高速ですし、ビデオカードもハイエンド系、マザーボードの拡張性も充分。

 個人的にはモデル003をベースに、システムドライブはSSDにすることをお薦めします。後は実際に使ってみて、強化したいところをアップグレードして行けばいいでしょう。まあ、これも個人的な意見ですか、私はBlu-rayをパソコンで見るので、光学ドライブはBlu-rayドライブにしたいところです。

 まずはモデル003を組み立てて、使ってみてください。そして不満を感じたところを、どんどんアップグレードして行きましょう。といっても基本、モデル003はハイエンド志向ですから、不満を感じるところはほとんど無いと思います。よりハイエンドなパソコンを求めるなら、モデル003と一緒にSSDを購入し、セットに含まれているHDDはデータドライブとして使い、システムはSSDに入れるといいと思います。また、オーバークロックにチャレンジしたいというのであれば、パーツの犬で推奨していたENERMAXのETS-T40-TBを最初から用意した方がいいと思います。 

 自作パソコンは組む過程を楽しみ、完成したパソコンを使って楽しみ、それ以後はアップグレードを楽しめるものなのです。せっかくですからしっかり楽しんでみてください。ちなみに「モデル003だと予算が・・・」というなら、スタンダード志向のセットも用意されています。あるいはドスパラさんに行って、全部自分好みのパーツで揃えるというのもいい考えです。自作パソコン、面白いですよ、本当に。

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