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インタビュー株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン

株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン

株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン

自動車に関する最新技術やデザインはもちろん、人と車の未来の姿についての情報を発信する国際的な自動車の祭典「東京モーターショー」。今回で44回目となる「東京モーターショー」ですが、質・量ともに圧倒的な規模の展示で存在感を見せたのが、世界を代表する自動車メーカーであるトヨタ自動車です。その展示エリアの中でも一際目を引いた展示が「TOYOTA FCV PLUS」。将来の燃料電池自動車の姿を形にしたコンセプトカーです。その展示には特別なプログラムが用意されていたのですが、その来場者参加型のプログラムの制作を手がけたのが、国内屈指のクリエイティブ・ラボであるPARTYと、国内屈指のインタラクティブスタジオである1-10design。そして、その制作現場にGALLERIAが採用されました。今回はGALLERIAが支えた先進的なクリエイティブの制作現場の様子を、1-10designの山中氏と坪倉氏、赤川氏にお伺いしました。
  • プロジェクトマネージャー山中啓司氏

    プロジェクトマネージャー

    山中啓司 氏

  • インスタレーションデベロッパー坪倉輝明氏

    インスタレーションデベロッパー

    坪倉輝明 氏

  • インスタレーションデベロッパー赤川純一氏

    インスタレーションデベロッパー

    赤川純一 氏

失敗が許されないワールドプレミアの現場に採用されたGALLERIA

今回GALLERIAを採用いただいたTOYOTA FCV PLUSのブースは、東京モーターショーでワールドプレミアを飾るということもあって、1-10designの皆様にもチャレンジングかつ、相当なプレッシャーのある現場だったと聞いていますが、具体的にはどのようなものだったのでしょうか?

  • 山中 氏
  • 動画をみていただければわかるのですが、プログラムはドーム上の展示エリア内で行われて、中心にメインの展示物であるコンセプトカーTOYOTA FCV PLUSがあり、リアルタイムに周囲の壁や床など、ドーム内部へ映像を投射する内容になっています。そのために必要な機材としては、多数のセンサーと12台のプロジェクター、GALLERIA 2台などを使いました。
  • 坪倉 氏
  • 1台のGALLERIAに対してプロジェクター6台という構成だったのですが、今までにない規模だったので、当初は本当にプロジェクターの最大画素を使いきって画面を出せるのか、どれぐらいのスペックがあれば可能なのかというのは、我々ではまったくわからなかったです。
  • 赤川 氏
  • プロジェクター単体で見ると映像はフルHDです。しかし、1920ドット×1200ドットを6台出力ですからね。
  • 坪倉 氏
  • 4Kどころの話じゃない(笑)。それをリアルタイムに3Dで動かすわけですから、本当にそんなことできるのか? っていうところからスタートでした。しかも、ドームにマッピングするので、変形をかけるんですよね。湾曲させてから映像を投影するので、ちゃんと動くのかが最初は心配という。いま考えてみても本当に過酷なプロジェクトでした。
インタビュー写真

最新最高のスペックときめ細やかなサポートでプロジェクトを支える

それだけハードルの高いプロジェクトですと、マシンの仕様策定も大変だったのですか?

  • 山中 氏
  • そうですね。従来のプロジェクトですと、それこそメーカーラインアップそのままのマシンを自分たちで選んで買うという形になるのですが、今回はサードウェーブデジノスさんにきていただいて、アドバイスをいただきながらセレクトを進めたので、非常にスムーズに機材が決定しました。
  • 坪倉 氏
  • その後、テスト機をサードウェーブデジノスさんに出していただいたところで、本番と同じ台数のプロジェクターでの投影テストしたのですが、なにひとつ問題がなくて機材面では本当に安心感をいただきました。

テストはどのような環境で行われたんでしょうか?

  • 山中 氏
  • オフィスで成果物をチェックできないのが、このプロジェクトの大変なところのひとつでした。ですので、テスト用に倉庫を借りて、そこにドームを作ってその中でテストを行いました。

PC等の環境は安心でしたか?

  • 坪倉 氏
  • PCに関しては、心配はまったくなかったです。むしろ周囲の分配器だったり、スイッチャーだったりで、マイナーなトラブルが発生するぐらいで、GALLERIAが安定動作してくれたおかげで、技術的なチェックや演出面のチェックに集中することができました。

トラブルは原因の切り分けが大変でしょうから、GALLERIAが安定動作したのはその点でもお役に立てたかもしれませんね。

  • 坪倉 氏
  • 本当にそうですね。GALLERIA以外のところから疑ってかかれるので。
  • 山中 氏
  • この手のトラブルの原因は、やっぱり移動時に起こりがちなんです。オフィスでは問題なく動いていたものが、出先に持って行くと動かなかったり。その点今回は、サードウェーブデジノスさんに専用のキャリングケースをご用意いただいたので、移動も安心でした。キャスターが付いていて移動が楽な上に、クッション材もばっちり入っている。しかも、ケースから出して設置せずにそのまま使えるように、エアフローやケーブルスペースも考えられているんです。そしてなによりかっこいい。
ケース写真

気に入っていただけたようでなによりです。今回のこのプロジェクトには、サードウェーブデジノスとしても、特別な支援体制を用意させていただきました。

  • 山中 氏
  • 担当者さんには、本当にきめ細かく対応していただきました。なにかあると足を運んでいただきましたし、なにもなくてもきていただける(笑)。細かいアドバイスも専門家ではない我々には本当にありがたくて、「毎日、エアダスターで埃をとってください。人の多いイベント会場や設営のバックヤードは、細かいゴミや埃も集まりやすく、PCにとっては非常に過酷な環境です。」とか。でも、この手の話は教えてもらえないと、どのぐらいの頻度でやればいいのかとかが難しいんですよね。日々の作業量に忙殺されていると、忘れがちになるポイントですし。具体的にいっていただけると、毎日のルーチンに組み込めるんです。いままで我々が使ってきた、既製品のマシンでは、絶対に手に入らなかった満足感、安心感が手に入りました。本当に想像以上でしたね。

UnityとAmaterasで実現した革新的なプログラム

ありがとうございます。今回のプロジェクトのコンテンツに関するテクノロジーについてお聞かせください。

  • 坪倉 氏
  • まずは、インタラクティブな映像を投影しようというのがあったので、Unityを使うというのはすんなり決まりましたね。そして、投影する環境がドームということで、オリハルコンテクノロジーズさんに、同社が開発されたAmaterasをベースにした、Unity用のプラグイン/アセットを作っていただきました。Unity上で6台のプロジェクターに映像を出力するに当たって、6台分のドーム用の映像を変形してそれぞれの画面に出力するには、オリハルコンテクノロジーズさんの協力が不可欠でした。
  • 赤川 氏
  • 当初は自分たちでドームへの投影もできるのではと思っていたんですが……。
  • 坪倉 氏
  • 舐めきってましたね(笑)。実際にオリハルコンテクノロジーズさんの作業を見たら、絶対に無理だとわかりました。アセットを作っていただいたあとも、実際に投影するにあたりテストにもずっと協力していただきましたし、本番では24時間体制でずっとキャリブレーションをし続けていただきました。時間が経つとズレてしまったり、照明さんが上のほうで作業すると動いてしまったりというのが、現場ではどうしても発生してしまうんです。
  • 赤川 氏
  • これも実際に目の当たりにしてわかったことです。
  • 坪倉 氏
  • 自前でできるんじゃないか? と思った自分が恥ずかしいです。

達成感に満ち満ちた東京モーターショーでの本番

モーターショーでの本番は大成功だったとお聞きしています。あらためて振り返って会期中はいかがでしたか?

  • 山中 氏
  • もちろん緊張しました。ドームでの投影もそうなんですが、そのドーム内の光景がそのままトヨタ自動車のメインステージのディスプレイに映されるので、本当に多くの方がご覧になられます。もちろん、お客さんが少なければ失敗していいわけではないんですが、やはりお客さんの多さはそれだけプレッシャーになるので、最初はかなり心労が……。とはいえ、初回以降はシステム面でのトラブルもなく安定して動作していたので、ほんとうにほっとしました。逆にお客さんの反応がとてもよかったので、スタッフ一同自信になりました。
モーターショー写真
  • 赤川 氏
  • 初回は本当にドキドキしましたね……。
  • 坪倉 氏
  • でも、つつがなく全部終わったときの達成感は、得がたいですよね。僕ら制作陣は、バックヤードでモニターを通してチェックしているんですが、無事終了したときはお祭り騒ぎです(笑)。
  • 赤川 氏
  • 回が進むにつれて僕らも余裕がでてきて、参加してくれたキッズの動きに笑わせてもらったり。
モーターショー写真

サードウェーブデジノスのスタッフの子供もお邪魔して、参加させていただきました。

  • 山中 氏
  • 最後までありがとうございます。本当にいろんな方にきていただきました。特に印象深かったのは、東京モーターショーに子供を連れてきてくださる方が本当に多くて、我々の映像を楽しまれてえびす顔になって帰って行かれるんです。こんなにハッピーでアットホームなプロジェクトに関われる機会はなかなかないので、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。
株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン
近未来の水素社会を象徴する存在として披露された「TOYOTA FCV PLUS」。その魅力と可能性を指し示すために、今回のインスタレーションプログラムは公開されました。そして10日間の会期中、多くの公演をノントラブルで支えたGALLERIA。国内屈指のインタラクティブスタジオの期待に、その高い性能と安定性で見事に応えました。クリエイティブシーン最前線でのGALLERIAの活躍に、今後もご期待ください。

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