365日、毎日出荷!!最短当日出荷のパソコン通販 ドスパラ

「ニコニコ超会議2016」でVRを体験! 動くきょう体で臨場感は倍増

ニコニコ超会議2016

 2016年4月29~30日、千葉県千葉市の幕張メッセで「ニコニコ超会議2016」が開催された。いわずと知れた動画投稿サイトの「ニコニコ動画」がベースとなり、「ニコニコ動画のだいたいすべてを地上に再現する」をコンセプトとしたイベントだ。

 中でも目を引いたのは大きくスペースを取っていた「超VRアトラクションズ」のブース。VR(バーチャルリアリティ)とは、あたかも自分がその世界に入り込んだかのような体験ができる仕組みのことだ。

 一般的に、VRのシステムは専用のゴーグルとヘッドホンを使う。ゴーグルと言っても内部には液晶ディスプレイがあり、装着すると外は見えなくなる。液晶ディスプレイは右目用、左目用それぞれに画面を表示し、両者を少しずらすことで立体的に見えるようにしている。両目の視差を利用した立体視は昔からある3Dめがねと同じ原理だ。大きく異なるのは、視界の端まで画面が見えることと、顔を横に向けるとVRの世界でもその方向を見られる点。これにより、その世界に入ったような没入感が得られる。

 ゴーグルにはパソコンをつなぐタイプと、スマートフォンを使うタイプがある。高精細な3Dゲームにはパソコンを使う。両目用にそれぞれ3D映像を描画する必要があり、かなり高い性能が必要になるためだ。スマートフォンを使うタイプであれば、もっと手軽に始められる。

Oculusの「Rift」

Oculusの「Rift」。ゴーグルとヘッドホンが一体になっている。使うには高性能なパソコンが必要だ

Rift専用コントローラー「Touch」

Rift専用コントローラーの「Touch」。こちらはまだ開発中

Oculusの「Gear VR」

こちらもOculusの「Gear VR」。Samsungと共同開発しており、同社のスマートフォンと組み合わせて使う

 もちろんVRを体験するにはコンテンツが必要だ。ゲームプラットフォームのSteamでVR対応のゲームが販売されている他、動画投稿サイトの「YouTube」にもVR対応の動画がある。VR動画を撮影するためのカメラも登場するなど触れられる機会は増えており、決して遠い世界の話ではない。

ブースには体感型のVRがずらり

 ニコニコ超会議2016のブースでは個人の作ったものから企業が作ったものまで様々な趣向のアトラクションが並んでいた。目を引いたアトラクションを写真で紹介しよう。

「VR DIVE」

「VR DIVE」の様子

ニコニコ超会議の運営が用意した企画。幕張メッセ上空から飛び降りる。空中に吊り上げられ、送風機から風を感じるので浮遊感がある

ガレリアが使われている様子

体験者の見えている風景は脇の液晶ディスプレイで見える。使っているVRシステムはSamsungの「Gear VR」、PCはガレリアだ

「アーガイルシフト」

「アーガイルシフト」のブース

バンダイナムコエンターテインメントの「VR ZONE Project i Can」の用意したアトラクション。大型ロボットに乗って闘う。ゲーム内の状況に応じて座席全体が動く仕掛けだ。使用しているVRシステムはHTCの「Vive」

「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」

「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」のブース

こちらもVR ZONE Project i Canのアトラクション。廃病院から脱出するホラーゲームだ

「マブラヴVR」

「マブラヴVR」のブース

「マブラヴ オルタネイティブ」の世界を体験できる。「BETA」と呼ばれる異形の生物と闘う。VRシステムはViveを使っている

「Urban Coaster HARD MODE」

「Urban Coaster HARD MODE」のブース

ビル群の間を駆け抜けるジェットコースターを体験できる。体験者はブランコに座り、送風機による風や霧吹きによる水滴などで高い臨場感を得られる。使っているVRシステムはRift

「四季の世界遺産ドライブ」

「四季の世界遺産ドライブ」のブース

世界遺産をバイクで走行する。座席の下でタイヤが動いていたり、全体が前後に動いたりと臨場感を高める工夫を凝らしている。VRシステムはRift

「Merge VR」

「Merge VR」のブース

「Merge VR」はスマートフォンを利用するVRゴーグル。iOS、Androidに対応している。本体上面にあるボタンで操作する

「Merge VR」

およそ1万円という価格が魅力。ハイスペックなPCを使うシステムと比べると若干の物足りなさはあるものの、手軽にVRを体験できる。スマートフォンは別売。国内ではエムエムシー企画が販売代理店を務めている

 VRの特徴はこれまでにない没入感だ。通常のヘッドマウントディスプレイと異なり、プレイヤーの視界が完全に乗っ取られるイメージだ。この状態は体感型のきょう体と相性がよく、送風機の風で疾走感を演出したり、座席の振動で本当に動いているような感覚を出したりと工夫次第でよりリアルな体験ができる。

 ニコニコ超会議 2016で使用したVRシステムは全て個人で購入できる。大掛かりなセットを用意するのは難しいだろうが、今後はより身近なものになっていくのは間違いないだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL

ページTOPへ

※ Microsoft 、Windows は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
※その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。